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「みやざき地頭鶏 焼き鳥」料理家・若井めぐみさん

お皿に盛り付ける前に思わず一つつまみ食い。

「わっ、すごいぷりぷりししてる!」というのが最初の印象。

この手の地鶏の焼き鳥はとにかく歯ごたえがあって固いというイメージでしたので、びっくりしました。

何と言うか、固いというよりいい感じの弾力。

あ~これはお酒が欲しくなりますね。

(本文より)

 

 

今回、ハーブ料理研究家の若井さんに、宮崎が誇るブランド鶏「地頭鶏(じとっこ)」の焼き鳥を試食いただきました。その味わいはいかに!?  試食レポはもちろん、赤白それぞれのワインに合う、地頭鶏の焼き鳥を使った2種のレシピも必見です。

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こんにちは!
料理家の若井めぐみです。

 
久しぶりの「日本の極み」シリーズ!

「待ってました!」とばかりに楽しみにしていました♪

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今回試食させていただくのは宮崎県のブランド地鶏「みやざき地頭鶏(じとっこ)」の焼き鳥です。

「みやざき地頭鶏」は初めて聞く名前でしたが、古くから宮崎県と霧島山麓で飼育されていた「地頭鶏」を原種とするブランド鶏なんだそう。

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このシールが本物を感じさせますね!

今回味見させていただくのは2種類の味の焼き鳥。

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パッケージも赤と青で分けられていてイラストもとってもかわいいです。

「じとっこ」というかわいらしい呼び方に余計に愛着が沸いてきそうな、イメージにぴったりのパッケージです。

 

そしてみやざき地頭鶏についての説明

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こんな風にきちんと説明が添えられていると、贈り物として差し上げるときにも安心ですね。

 

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中はこんな風に真空パックになっています。

袋のまま熱湯に入れて1~2分で手軽に温めることができるのでとっても便利!

ともあれ肝心なのはそのお味。

私は肉の中では鶏肉が1番好きで、自分で言うのもなんですが無類の焼き鳥好き。

焼き鳥屋さんのメニュー考案も行ったりしているので、ある程度鶏の味はわかっている方…。

宮崎県には行ったことがありませんが、この手の地鶏の焼き鳥も居酒屋さんなどで食べたことがあります。

なんとなく味を想像しながら…まずはシンプルにそのままいただきます。

お皿に盛り付ける前に思わず一つつまみ食い。

「わっ、すごいぷりぷりししてる!」というのが最初の印象。

この手の地鶏の焼き鳥はとにかく歯ごたえがあって固いというイメージでしたので、びっくりしました。

何と言うか、固いというよりいい感じの弾力。

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すでに美味しい口になりつつお皿に盛り付けてじっくり味見。

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炭火焼

やっぱり定番の柚子胡椒を添えて。

プリッとした歯ごたえの中に、じっくりと味わいたくなる旨み。

何とも言えない炭の香り。

岩塩を使っているので旨みのある塩気が効いています。

あ~これはお酒が欲しくなりますね。

日本酒…いや焼酎。

 

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味噌焼

宮崎地鶏といえば定番は炭火焼なのでこちらの味付けは初めて。

お味噌と、赤ワインを使っているのでフワッとワインが香ります。

炭火焼よりもぷりぷりした皮の食感が印象的。モツみたいな感じ。甘辛い味付けでご飯も進みそう。もちろんお酒も 笑

 

さて、普段はワイン好きの私。

日本酒、焼酎もいいですが、せっかくなのでこちらの2種を使ってワインに合うアレンジレシピを作ってみましたのでご紹介したい思います。

2種の焼き鳥なので、それぞれ白、赤のワインに合わせて…

 

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みやざき地頭鶏と新たまねぎのマリネ

まずは炭火焼を使って旬の新たまねぎと合わせたさっぱりとしたマリネに仕上げてみました。こちらは白ワインに合わせて。

 

<材料 2人分>

・みやざき地頭鶏炭火焼(温める) 100g

・新たまねぎ(大、スライスする) 1/4個

Aレモン汁 小さじ2

A酢 小さじ1

Aはちみつ 小さじ1/2

A柚子胡椒 少々

Aおろしにんにく 少々

Aオリーブオイル 大さじ1

・塩、胡椒 少々

 

<作り方>

  1. Aの 材料をボウルに入れてよく混ぜ、みやざき地頭鶏炭火焼、新たまねぎを入れて全体を和える。
  2. 15分程度置き、新たまねぎがしんなりしたら再度全体を混ぜて味見をし、塩、胡椒で味を調える。

 

焼き鳥にしっかりと味がついているので、塩は入れなくてもいいくらいかもしれません。

好みで調整してくださいね。

 

今回は周りにレモンを飾ってハーブとエディブルフラワーをトッピングしてみました♪

たまねぎだけでなくできゅうりやセロリを入れても美味しいと思います。いろいろアレンジしてみてください。

 

 

次は味噌焼きのほうに合わせて

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みやざき地頭鶏のバスク風トマト煮(グラタン風)

こちらは赤ワインに合わせて、フランスバスク地方の名物パプリカのトマト煮を簡単に。

小さなグラタン皿に入れてグラタン風に焼いてみました。

 

<材料 2人分>

・みやざき地頭鶏味噌焼(温める) 100g

・玉ねぎ(中、スライス) 1/4個

・パプリカ(細切り)1/4個

・ホールトマト缶 200g(1/2缶)

・にんにく(みじん切り) 1/2かけ

・タイム 1~2枝

・塩、胡椒 各少々

・オリーブオイル 適量

・とろけるミックスチーズ 適量

 

<作り方>

  1. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて炒め、香りが出たら玉ねぎ、パプリカを加えしんなりするまで炒める。
  2. ホールトマト缶、タイムの葉を加え、トマトを木べらなどでつぶし、蓋をして弱火で5分ほど煮る。
  3. みやざき地頭鶏味噌焼を加えてひと混ぜし、塩、胡椒で味を調える。
  4. グラタン皿に移し、とろけるミックスチーズを乗せてオーブントースターで表面に焼き色がつくまで5分ほど焼く。

 

今回はグラタン風にしましたが、トマト煮にするだけでも美味しくいただけます。

ミディアムボディの少し酸味のある赤ワインによく合いますよ!

 

みやざき地頭鶏、焼き鳥としてシンプルにも楽しめるし、アレンジしてもとても美味しくいただけました。

よかったら試してみてくださいね。

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いかがでしたか? そのままで焼酎や日本酒と、アレンジレシピでワインと、もちろんごはんとも相性抜群! 焼き鳥好きのあの方へのギフトにもぴったりですね。

 

ご注文はこちら

 

 

 

プロフィール>

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若井 めぐみ 

ハーブ料理研究家

 

 調理師、メディカルハーブコーディネーター、マクロビオティックセラピスト。某一流ホテル調理補助や、六本木の隠れ家フレンチレストランのキッチンスタッフを経て渡仏。パリのパティスリー「Pain de sucre」にて修業。帰国後、日本の洋菓子店に勤務。その後独立。美味しくて体にいい料理を追求しながら料理教室も主宰。