RINGBELL BLOG

カタログギフトのリンベルが日本中から厳選した逸品を、美食のプロがテイスティング

「山形芋煮鍋セット」フードコーディネーター・佐々木沙恵子さん

ちゃんと作り方の手順書が入っているので、私のように初めて作る人でも簡単に美味しい鍋が作れます。

20分程度で完成!

甘みは少なく出汁と醤油の味が効いています。たれの味が染み込んだ具材が美味しく、どんどん箸が進みますね。煮込んだつゆは濃すぎず薄すぎずちょうどいい味付けなので、そのまま味わっても。

(本文より)

 

 

今回はフードコーディーネーターの佐々木沙恵子さん。寒くなるこれからの季節に体温まる山形牛を使用した豪華な芋煮鍋セットをお試しいただきました。鍋の残りの簡単アレンジ料理もご紹介いただいてます。
ではさっそくご覧ください!
-------------------------------------------------

こんにちは、フードコーディネーターの佐々木沙恵子です。

今回試食のご依頼を頂き、「山形の極み」シリーズの「山形芋煮セット」を試食させて頂きました!
山形の郷土料理として有名な芋煮。秋には芋煮会といって河川敷で鍋をするのが秋の風物詩だそうですが、内陸部の牛肉・醤油仕立て派と日本海側の豚肉・味噌仕立て派で長年論争が起こっている…とかいないとか。
実は今回初めて芋煮を食べるので、どちらの味が味わえるのか楽しみに到着を待っていました。

f:id:neko_pa:20191120114654j:plain

可愛いパッケージに入った芋煮セットが届きました。食材のイラストがパッケージにプリントされていてとてもおしゃれですね。中身は3~4人分の鍋セットです。
どうやら牛肉・醤油味バージョンのよう。

f:id:neko_pa:20191120114745j:plain

美味しそうなA4ランク以上の山形牛肩ロースに、皮を剥いて洗った無農薬有機栽培の里芋、こんにゃく、長ねぎ、しめじ、そして芋煮のたれが入っていました。
手間のかかる里芋の下処理をしなくていいのはとても助かりますし、たれが入っているので材料を切って順に鍋で煮込むだけ。ちゃんと作り方の手順書が入っているので、私のように初めて作る人でも簡単に美味しい鍋が作れます。

20分程度で完成!さっそく試食してみました。

f:id:neko_pa:20191120114833j:plain

食べる前はめんつゆに近い味なのかなと思っていたんですが、甘みは少なく出汁と醤油の味が効いています。たれの味が染み込んだ具材が美味しく、どんどん箸が進みますね。煮込んだつゆは濃すぎず薄すぎずちょうどいい味付けなので、そのまま味わっても。

f:id:neko_pa:20191120114901j:plain

美味しくてあっという間に食べてしまいましたが、里芋でお腹がいっぱいになり少し余ってしまいました。余った食材は、そのまま冷蔵保存しておいて翌日以降に食べてもいいのですが、今回アレンジレシピを考えてみたので紹介いたしますね。 

鍋の煮込みつゆと残り食材で「かきたまあんかけうどん」

f:id:neko_pa:20191120115003j:plain

鍋に残った食材と、煮込みつゆを使った身体の温まるうどんです。素材の味が染み込んだつゆを丸ごと味わいます。

材料(1人分)

・鍋の煮込みつゆ…400ml

※煮込みつゆが足りない場合は、水と、めんつゆや醤油・みりん・酒などを足して味を調整してください。

・鍋の残り具材…適量

※鍋の残り食材の里芋、こんにゃくを使用する場合は小さめに切ってから調理すると食べやすいです。

・お好みで追加具材…きのこ類、ねぎ、油揚げ、薄切り肉など
・うどん…1玉
・卵…1個
・片栗粉…大さじ1
・水…大さじ1
・七味…適量

作り方

  1. 鍋に煮込みつゆを沸かし、追加具材を入れて柔らかくなるまで煮込みます。(薄切り肉などを入れている場合は加熱しすぎると硬くなるのでいったん取り出します。)
  2. うどんと残り具材を入れて2~3分温め、鍋につゆだけ残して具材とうどんを器に盛ります。
  3. つゆを沸騰させいったん火を消し、水溶き片栗粉を少しずつ入れて手早く混ぜ、よくかき混ぜたら再度加熱して沸騰させとろみをつけます。
  4. 火を消して溶き卵を入れ20~30秒待ち、かき混ぜて一煮立ちさせます。うどんの上からつゆをかけ、お好みで七味をかけて完成です。

鍋の〆で食べても良いですし、具材を足して食べるとまた違う味わいが楽しめます。

それではもう一品ご紹介します。

里芋を使った「里芋の豆乳味噌グラタン」

f:id:neko_pa:20191120115043j:plain

しっかり味の染み込んだ里芋を使った10分程度で作れるスピードメニューです。濃いめの味付けなのでおつまみなどにぴったりです。

材料(2人分)

・里芋…5~6個
・豆乳…50ml
・味噌…大さじ1
・ピザ用チーズ…適量
・刻みねぎ…適量

作り方

  1. 里芋を食べやすい大きさに切り、耐熱皿に並べます。
  2. 電子レンジ600Wで20~30秒ほど温めた豆乳に味噌を溶かし、耐熱皿に流し込みます。
  3. ピザ用チーズをかけて、トースターやオーブンで200℃で5~6分程度チーズがこんがり色づくまで焼き、刻みネギを乗せて完成です。

実は私が試食した時も他の食材はほとんど食べてしまったのですが、ボリュームが多い里芋が余ってしまいました。すでに鍋で煮込んで下味がついているので、アレンジする際は味付けはシンプルに。甘めの味が好きな方は、お好みで豆乳と味噌にみりんなどを少し足すのもおすすめです。

芋煮鍋だけでも十分美味しくいただけましたが、違う味が楽しみたい場合はぜひアレンジレシピも試してみてくださいね!

-------------------------------------------------

いかがでしたか?

芋煮はもちろん、あまった里芋で作るあんかけうどんやグラタンも

家族の人気メニューになりそうですね。

ぜひ、試してみてください!

 

ご購入はこちら

 

**************************************************************************

プロフィール 

f:id:neko_pa:20190808153807j:plain

佐々木沙恵子

フードコーディネーター / Japanese Cooking Studio「WA」主宰

フードコーディネーターとして関西を拠点に、広告・Web・レシピ本などの料理撮影のスタイリング、レシピ開発、コラム執筆などに携わる。

テーブルウェア・フェスティバル2019 テーブルコーディネートコンテスト入選。

訪日外国人・留学生向けに日本食料理教室を主宰し、世界各国のゲストに英語で日本食や日本の食文化を教える。