結論からいうと、
“ものすごおーーーくおいしい大粒いちご”色、艶ともによく、美しいですね。
洗って、がぶり。 中まで赤い!
そして完熟いちごならではの風味の豊かさ。口の中いっぱいに広がって、幸せな気分です。しかも大きくて、1粒で満足感があります。これは美味しいなぁ。(本文より)
今回が初登場の料理研究家・坂東万有子さん。今が旬で甘さにこだわったいちごをご試食頂きました。デザートとしてではなく、食事で活用できるいちごのレシピも必見です。ではご覧ください。
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こんにちは。
「SOY食クッキング」主宰、料理研究家の坂東万有子です。
旅先のローカルスーパー巡りや産地訪問が趣味というくらい「旅」と「食」が大好きで、“その土地の特産品”には目がありません。
今回、冠婚葬祭などのカタログギフト大手のリンベル(RINGBELL)様が、高品質にこだわって日本全国の生産者やメーカーと独自に企画開発した農畜産物・加工品ブランド「日本の極み」の一品を試食レポートさせていただくことになり、とても楽しみにしておりました。
担当させていただいたのは「山形県 深瀬さんの完熟紅ほっぺいちご」。
結論からいうと、
“ものすごおーーーくおいしい大粒いちご”なので、早速ここで写真を載せたいところですが。
衝撃に弱くデリケートな完熟いちごを、収穫してすぐの一番おいしい時期に届けるための工夫が感じられるパッケージから詳しくレポートいたします。
段ボールカバーを外すと、とっても素敵なパッケージ。「極み」シリーズのロゴやパッケージデザインはアートディレクターの中山ダイスケ氏が手掛けているとのことです。
ロゴマークや商品名の文字は、ただ印刷されているのではなく立体的で高級感が感じられます。贈り物にも適していますね。
いちごのロゴマークがすごく可愛い。開けるのにワクワクします。
中はこんな感じ。強度のあるしっかりとした化粧箱です。
「山形県 深瀬さんの完熟紅ほっぺいちご」は、ゆっくりと大きくなるため糖度とコクがあり、もっとも美味しくなる厳寒シーズンのもので、発送期間が限られているそうです。完熟いちごを大切に届けるため、強度のある化粧箱に守られ、やわらかいピンクのクッション素材に包まれています。
クッションは、こ~んなに分厚い!
ちなみに白いイチゴトレーの下にも敷いてあり、ダブルクッション仕様です。これなら安心。ようやく「完熟紅ほっぺいちご」の登場です。なんて立派で大粒なのでしょうか。
そしてあま~い香りがふんわりと…。最後にセロハンをはがします…。見えてきました。完熟いちごとご対面。
クッション材だけでなくセロハンがあることで、いちごの表面に傷がつきにくいですね。配慮が感じられる丁寧な梱包です。
色、艶ともによく、美しいですね。
紅ほっぺは「章姫」と「さちのか」を交配育成した品種。果皮の色は鮮赤で大きな長円錘、果肉色は鮮紅であることが特徴で、ほっぺが落ちるくらいコクがあり美味しいことから「紅ほっぺ」と名づけられたそうです。
その中でもこの「山形県 深瀬さんの完熟紅ほっぺいちご」は、限られた期間のみ食べられる貴重ないちごです。
さっそく1粒いただきます。
この大きさ、伝わりますか??
洗って、がぶり。 中まで赤い!
そして完熟いちごならではの風味の豊かさ。口の中いっぱいに広がって、幸せな気分です。しかも大きくて、1粒で満足感があります。これは美味しいなぁ。
3Lサイズが15粒。お気に入りのお皿に並べようとしたところ、大きくて全部並べられず。残りは縦半分にカットしていただきました。1粒で満足感のあるサイズは、お茶うけにも、食後のデザートにも合いますね。いちごの魅力を再発見したように思います。
いつか、山形市の生産地へ行ってみたいなぁ。
最後に食べ方提案です。
最高級品はシンプルにそのまま食べるに限りますが、なんといってもデリケートな果物。自宅での保管中など覚えのないうちに受けたちょっとした衝撃でも、少し時間が経つと表面が黒くなってしまいやすいですね。味はいいのだけど、家族やお客様にそのまま出すには気後れするなという時、スムージ―やシャーベットなどのほか、完熟いちごの豊かなコクと風味を活かしてドレッシングを作ってサラダにかければとてもお洒落で贅沢な一品に。お客様にも喜ばれます。■完熟紅ほっぺのドレッシング
<材料>2人分
「山形県 深瀬さんの完熟紅ほっぺいちご」・・・1粒
[a]
白ワインビネガー・・・大さじ1
エクストラバージンオリーブオイル・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/4
あらびき黒胡椒・・・少々
<作り方>
1.[a]を混ぜ合わせる。
2.紅ほっぺをフォークなどつぶし、1へ加えて混ぜ合わせる。
この紅ほっぺだからこそのコクと甘さが活かせる、砂糖いらずのドレッシングです。しかも、ふわ~んと香るいちごの風味がたまりません。レタスや水菜などリーフ系サラダと合わせてみて下さい。
果肉をつぶす際は、ペースト状にするよりもフォークでつぶせるくらいの粗さのほうが、サラダにかけた際に果肉が残って美味しいです。
さらに贅沢に。カッテージチーズと合わせていちごサラダを作ってみました。
■完熟紅ほっぺとカッテージチーズのデザートサラダ
<材料>2~3人分
「山形県 深瀬さんの完熟紅ほっぺいちご」・・・6粒
ミニトマト・・・8個
バジルの葉・・・4~5枚
アイスプラント・・・1パック
カッテージチーズ・・・大さじ1
あらびき黒胡椒・・・適量
[a]「完熟紅ほっぺのドレッシング」・・・全量
<作り方>
1.紅ほっぺとトマトは半分に切る。バジルの葉とアイスプラントは食べやすい大きさにちぎる。
2.ボールに[a]と1を入れて和え、器に盛ってカッテージチーズをのせ、あらびき黒こしょうをふる。
春におすすめの鮮やかサラダです。
紅ほっぺはきれいな長円錐形で中まで赤く華やかなので、断面がみえるように切って盛りつけるのにも向いていると思います。
以上、試食レポートでした。
当初は山形県にいちごのイメージがなかったのですが、これは良い出会いでした。あまりに美味しくて一気に食べてしまいましたが、次はぜひフルーツサンドを作ってみたいと思います。大ぶりのいちごサンドになって贅沢だろうなぁと今から楽しみ。
贈り物にはもちろん、自家用としてもリピートしたくなる一品です。
この時期にしか食べられない「日本の極み 山形県 深瀬さんの完熟紅ほっぺいちご」を、みなさまもぜひお試しください。
■プロフィール
料理研究家 坂東 万有子 (ばんどう まゆこ)
「SOY食クッキング」主宰。ELLE gourmetフードクリエイター、食生活アドバイザー、一社)東京味噌会館主催認定協会みそソムリエ。
メディア・企業へのレシピ提供、講演、コラム執筆、地域振興案件などに携わる。主宰する料理教室では豆類や季節野菜を使った家庭料理を教える。ライフワークとする産地訪問や地域振興案件に携わる中で得た経験を活かして、日本の伝統食を今の食卓にあわせたアイディアやレシピが得意。1990年代より大豆ミート料理に親しみ、大豆ミート料理研究家として各メディアに出演。著書に「大豆ミートのヘルシーレシピ」「Dr.クロワッサン ちょい足し蒸し大豆ダイエット」。
・ホームページ https://soy-shoku.com/
・ELLE gourmet https://www.elle.com/jp/author/300399/fc-mayuko-bando/
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