真っ赤でツヤツヤでとっても美味しそう。
一口頬張るとたっぷりの果汁が溢れ出し、豊潤な甘みが口の中いっぱいに広がります。一粒のボリュームが大きくてとても贅沢ないちごです。甘い香りも相まってついパクパクとたくさん食べてしまいそうになります。
(本文より)
今回はフードコーディーネーターの佐々木沙恵子さんに、夏が旬という珍しい夏いちご「夏瑞」をお試し頂きました。夏にぴったりのさわやかなレシピもご紹介していただいております。
ではさっそくご覧ください!
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こんにちは、 Japanese Cooking Studio「WA」主宰・フードコーディネーターの佐々木沙恵子です。
日本最大のカタログギフトのリンベル様より試食のご依頼を頂き、「日本の極み」シリーズの「北海道産夏瑞(いちご)」を試食させていただきました!
いちごの旬といえば一般的には冬〜春で知られているので、最初はこの時期にいちご?と不思議に思ったのですが、この北海道産の夏瑞は、夏が旬で美味しく食べられるように品種改良された夏いちごだそうです。
ちなみに夏の国産のいちごは業務用として生産されるものがほとんどであまりスーパーなどでは見かけられません。一般的に食べられるいちごは輸入されているものが多いため、夏に食べられる国産のいちごは貴重ですね。
最初はまず包みを開けてみると、出てきたのはいちごの可愛いイラストが描かれたパッケージ。おしゃれで可愛くてこんなギフトをいただいたら嬉しいですね。
箱の中にはまるで宝石のように傷がつかないよう丁寧に包まれたいちごが2パック入っています。
そっと包みを解いて取り出してみました。真っ赤でツヤツヤでとっても美味しそう。一粒が大きくて食べ応えがありそうです。
まずはいちごの味をそのまま味わってみました。
一口頬張るとたっぷりの果汁が溢れ出し、豊潤な甘みが口の中いっぱいに広がります。一粒のボリュームが大きくてとても贅沢ないちごです。甘い香りも相まってついパクパクとたくさん食べてしまいそうになります。
そのまま食べるだけでも十分に美味しいのですが、ちょっと気分を変えたいときに、少しアレンジして作れるいちごの味を生かした簡単なレシピをご紹介したいと思います。
凍らせるだけいちごシャーベット
いちごと砂糖を一緒にジップロックに入れて凍らせるだけでできるシャーベット。暑い今の季節にぴったりです。いちごの賞味期限は5日間なので、いちごが届いてすぐに食べられないときにもさっと作って冷凍保存しておけるのでおすすめです。
<材料>(1人分)
いちご・・・3個
砂糖・・・小さじ2
<作り方>
いちごを半分に切りジップロックに砂糖と一緒に入れ、いちごを潰さないように袋を軽く揉んで全体に砂糖をまぶし、半日以上凍らせて出来上がり。
そのままシャーベットのように食べたり、牛乳や豆乳、ヨーグルトに凍らせたいちごをトッピングしたり、一緒にミキサーにかけてスムージーなどにアレンジしても美味しいです。
いちご自体が甘いのに砂糖はいらないのでは?と思われるかもしれませんが、砂糖をまぶすと冷凍している間にいちごの水分が少し抜け味がより凝縮されて濃い味のシャーベットになるので、少し入れた方が良いです。
※ドリンクに入れたりトッピングにする場合は少し小さめに切ると食べやすいです。
それではもう一品ご紹介します。
いちごとモッツァレラのサラダ
いちごと相性の良いモッツァレラチーズをオリーブオイルと白ワインビネガーで和え、シンプルにいちごの味を楽しむデザート感覚で食べられるサラダ。
<材料>(1人分)
いちご…3個
モッツァレラチーズ・・・50g
ミント・・・2〜3枚
オリーブオイル・・・小さじ1
白ワインビネガー・・・小さじ1
<作り方>
1.ボウルに1/4に切ったいちごと、一口大にちぎったモッツァレラチーズを入れ、オリーブオイルと白ワインビネガーを入れて和えます。
2.器に盛りつけ、ミントを散らして出来上がり。
いちごの豊潤な甘味が白ワインビネガーの酸味とミントでさっぱりした違う味わいになります。白ワインビネガーがない場合は代わりにレモン汁を使っても美味しいですよ。そのまま食べてもとても美味しい贅沢ないちご、夏瑞。アレンジレシピを作る前に食べ切ってしまうかもしれませんが、気分を変えたいときにぜひ試してみてくださいね!
プロフィール
佐々木沙恵子
フードコーディネーター / Japanese Cooking Studio「WA」主宰
フードコーディネーターとして関西を拠点に、広告・Web・レシピ本などの料理撮影のスタイリング、レシピ開発、コラム執筆などに携わる。
テーブルウェア・フェスティバル2019 テーブルコーディネートコンテスト入選。
訪日外国人・留学生向けに日本食料理教室を主宰し、世界各国のゲストに英語で日本食や日本の食文化を教える。