RINGBELL BLOG

カタログギフトのリンベルが日本中から厳選した逸品を、美食のプロがテイスティング

「山形牛モモ焼肉用」料理研究家・尾田衣子さん

目に飛び込むのは箱にびっしりと詰まったお肉。赤身と脂のさしのバランスの良さが目を引きます!均等に入っているこのさしを見てこれは絶対に美味しいお肉だと確信出来ました。

お肉がとてもきめ細かく、食べた時の脂の旨味が感じられる。これは山形県特有の昼夜の寒暖差のお陰。この良質の上品な脂と肉質を生み出している背景には山形の気候も重要なんですね。

(本文より)

 

 

今回は、さまざまなメディアでご活躍の料理研究家・尾田衣子さんに新商品「山形牛モモ焼肉用」をご試食ただきました。焼肉用のお肉をひと手間かけて、上品な和食に!あっさりとたくさん頂けそうなレシピをご紹介して下さいました。ではさっそくご覧ください。
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こんにちは!料理研究家の尾田衣子です。
今回も贈って、貰って嬉しいカタログギフトのリンベルさんの『日本の極みシリーズ』を試食させて頂きました!
さあ、今回の商品は『山形牛もも焼き肉用400g』です!お肉好きの方、多いのではないでしょうか。私もその一人ですから山形牛と聞いてもうウキウキになりました!!
山形牛は口どけがよく、食味の良い銘柄牛として有名です。だからこそ名前を聞いただけでもよだれが出てしまうレベルですね。

f:id:neko_pa:20210222192337j:plainさて、早速送られてきた包みを開けてみると。。。

そう、リンベルさんのこだわりは包みを開いたその時から始まります。この豪華な桐箱。すでにここで高級感が漂います。そして木の香りを楽しみながら、、、さあ、蓋を開けてみます。

f:id:neko_pa:20210222192412j:plainまず、目に飛び込むのは箱にびっしりと詰まったお肉。赤身と脂のさしのバランスの良さが目を引きます!均等に入っているこのさしを見てこれは絶対に美味しいお肉だと確信出来ました。

日常ではあまりお目見えしないこのお肉を本日頂けることは本当に楽しみでなりません!!

f:id:neko_pa:20210222192452j:plainさあ、どう調理するか。。もちろん、王道はそのまま焼き肉として焼いて食べる!です。そして粗塩と黒コショウでも、わさびを付けて食べても美味しい!お肉の旨味が一番ダイレクトに感じられるのはこの方法でしょうかね!
でも、せっかくなのでひと手間もかけてみようと思います。
まずは美味しいお肉にお酒を合わせた贅沢なおつまみを作ってみたいと思います。
ちょっとしっぽりとした感じですが・・・。

f:id:neko_pa:20210222192547j:plain◎牛肉のふろふき大根
【材料】4人分
山形牛焼き肉用・・・8枚
大根・・・4㎝
昆布だし・・・適量
わさび・・・小さじ1
塩・こしょう・・・適量
オイスターソース・・・大さじ1
醤油・・・小さじ2
小葱小口切り・・・適量

【作り方】
①大根は4等分し皮をむきひたひたの昆布出汁で柔らかくなるまで煮る。
②牛肉は塩こしょうを振りフライパンを熱し両面さっと焼き取り出す。
③器に①、②を盛りつけわさびをのせる。
④②にオイスターソース、醤油をフライパンに入れフツフツしたら火を止め肉の上にかける。小葱を散らす。

このおつまみ。出汁の効いた大根の旨味とお肉の柔らかな食感と程よい脂の甘みのある牛肉がとても合います。優しい風味のおだしとともに食べる和風つまみです。

そして、メインの料理にと思い、焼き肉ちらし寿司を作ってみました!酢飯にこの脂の旨味たっぷりの山形牛がとても良く合いましたよ!
牛肉をメインに菜の花のちょっとした苦みをプラス。ここへきゅうり漬けの塩気を加えて山椒風味のたれで食べるちらし寿司。
魚介のちらしも美味しいですが、お肉たっぷりボリュームもある満足できる一品です。良かったら是非作って見て下さい。

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◎焼肉と菜の花のちらし寿司
【材料】4人分
山形牛焼き肉用・・・250g
菜の花・・・1束
ラディッシュ・・・3個
きゅうり漬け・・・大さじ3
ご飯・・・2合分
すし酢・・・60ml
塩・コショウ・・・適量
すき焼きのたれ・・・大さじ3
山椒の粉・・・適量

【作り方】
①菜の花は塩ゆでし、食べやすい大きさに切る。ラディッシュは薄切りにする。ご飯にすし酢を入れ混ぜ合わせる。
②牛肉に塩・コショウを振りフライパンに牛脂を溶かし両面を焼く。
③器にすし飯を入れ①、②、きゅうり漬けを散らす。
④すき焼きのたれに山椒の粉を加え一煮立ちさせ食べる直前にかける。


さて、山形といえば米沢牛が有名です。この米沢牛は米沢市で育てられる黒毛和牛の事を言うそうです。しかし、山形県内には他にも牛はおりまして、他地域で規格を統一して育てられている黒毛和牛は全て『山形牛』と呼ばれるそうです。

山形牛の特徴の1つは脂肪の融点が低く、血中のコレステロールの低下作用を持つ不飽和脂肪酸の割合が高いという事。身体に良いお肉、という事になります。この要因は安全な粗飼料や穀物で育てていることだと言われています。安心安全なお肉なんですね!

また、お肉がとてもきめ細かく、食べた時の脂の旨味が感じられる。これは山形県特有の昼夜の寒暖差のお陰。この良質の上品な脂と肉質を生み出している背景には山形の気候も重要なんですね。

毎日上等なお肉は食べられませんが、特別な日、そして特別な人と一緒に山形牛を堪能する日もあっても良いのではないでしょうか。日本の黒毛和牛は本当に優秀だと改めて実感した一品です。

 

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プロフィール

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尾田衣子
料理研究家・オリーブオイルソムリエ
ル・コルドンブルー東京校に入学。料理ディプロムを取得。その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。
現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイルに特化した料理を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。また、外部講師を始めTV出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『柑橘料理の本』オーバーラップ『薬味食堂』朝日新聞出版『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社 他