RINGBELL BLOG

カタログギフトのリンベルが日本中から厳選した逸品を、美食のプロがテイスティング

日本の極みシリーズ『龍上海・赤湯のからみそラーメン』・藤野弘行さん

名前の通り「赤湯スープ」だが、見た目の辛さよりも味わいはマイルドでコクうま。辛味と甘味のバランス味噌は東北随一のクオリティ。

 

この緩いちぢれ麺の歯応え、質感がとにかく素晴らしく、箸が止まりません。

 

まさか自宅でここまでの雰囲気とあの感動を思い出せるとは思わず、これは現地で大行列に並ぶこと、自宅で気軽に家族でゆっくり食べられることなどを考えると、十分過ぎる味わい深い一杯だと思いました。

(本文より) 

 

まだまだ寒さの続く日本の冬、皆様いかがお過ごしでしょうか。夜になると鍋やおでんなど、温かい食べ物がとにかく恋しく、美味しい季節ということで、今回は冬の定番にして、非常にファンも多い東北の名店「龍上海」の「赤湯からみそラーメン」をご紹介致します。

 

ご案内いただくのは、これまで東京を中心にラーメン7000杯を食べて、世界にラーメンの情報の発信を行い、「マツコの知らない世界」にもご出演されたラーメンコンシェルジュの藤野弘行さんに試していただきました。

名品の味噌ラーメンをぜひご家庭で、またアレンジメニューなども含め、新しい楽しみ方をご紹介します。ぜひご覧ください。

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こんにちは、ラーメンコンシェルジュの藤野と申します。今回はリンベル様の「山形の極み 龍上海 赤湯からみそラーメン セット」を試食させていただきました。

 

何度も東北陸奥のラーメンを食べ歩きながら「東北で思い出のラーメン三軒はどこの店ですか?」と聞かれたら、真っ先に思い出す名品、山形県南陽市の「赤湯からみそラーメン」。龍上海は1957年(昭和33年)創業以来、三代続く老舗。赤湯の名は、お店が南陽市の赤湯地区にあることが由来。ラーメンの消費、全国一位の山形においても、連日の行列はもちろん、夏も冬も食べたくなる私の大好きな一杯。私自身も三度訪れており、本店の味にどこまで迫れるのかをしっかりレポートさせていただきます。

 

 

届いた箱のパッケージは麺の躍動が雲まで届く、中華風のプリントが好印象。

 

 

箱の蓋を開けると綺麗に梱包されていて、お店の紹介カードと作り方の紙が一番上に配置されています。

 

 

作り方の手順は非常に丁寧に記載してあり、特に良くある食べ方の注意点として「からみそ」を徐々に溶かしていくように記載があるのがいいですね。

 

 

箱の中には全部で4食分のラーメンが入っています。チャーシュー&メンマがついているのも嬉しいです。

 

セット内容

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・龍上海セット(2食)×2

・チャーシュー&メンマ(4食)

 

龍上海セットの袋には、下記の内容が入っています。。

 

セット内容

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・生麺(2食)

・スープ(2食)

・からみそ(2食)

 

 

早速、作り方のガイド通り作っていきますが、ここでお勧めの「ワンポイント①」。生麺を袋から出して、強めに手揉みを行い、麺にコシと縮れを加えていきます。

 

 

並行して、スープ、からみそ、具材を沸騰したお湯で温めておきます。ここでお勧めの「ワンポイント②」。さらに器もお湯でしっかり温めておきましょう。こうすることで、熱々の味噌ラーメンを作ることができます。

 

 

まずは手順の通り作ってみましたが、本店を意識して、下記のトッピングを追加!

 

追加トッピング

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・ナルト薄切り 三枚

・青海苔 少々

 

期待も半々に、熱々のスープを飲んだ瞬間、記憶がフラッシュバック!学生時代に訪れた本店の行列のイメージと、スタッフのおばちゃんやお店の原風景が蘇る...感動の味わい。徐々に辛味噌を溶かしていくと、味噌の甘味と辛み、鶏ガラなどの出汁の旨味、香味油のコクが一体となり、本店のフレーバーが益々感じられる。しっかり湯でた中太麺の躍動感も素晴らしく、こちらも歯応えと小麦の香り、何より味噌との相性がベストで、まるでパズルのピースのようにピタリとはまる味噌ラーメン。

 

 

この緩いちぢれ麺の歯応え、質感がとにかく素晴らしく、箸が止まりません。

 

 

名前の通り「赤湯スープ」だが、見た目の辛さよりも味わいはマイルドでコクうま。辛味と甘味のバランス味噌は東北随一のクオリティ。

 

 

2杯目は味変用のアレンジメニュー「炒め玉ねぎと卵黄と大葉」をご紹介。

 

味変アイテムの追加

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・大葉2枚
・小玉のたまねぎ(半分)

・卵黄

・にんにくチューブ 少量

・生姜チューブ 少量

・ラード適量

 

作り方

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①玉ねぎの微塵切り、大葉の千切りを作る。

②フライパンにラードと玉ねぎを加えて、しんなりしたら、にんにくと生姜を加える。

③良く炒め、茶色く少し焦がす程度まで炒めて完成

④③をトッピングに添えて、辛味噌の真ん中に卵黄、最後に大葉を散らして完成。

 

 

デフォルトの辛味噌の味わいに、大葉のアクセントと清涼感、玉ねぎの焦がしフレーバーが溶け出し、徐々に変化を楽しめる一杯に。後半、卵黄を絡めるとチゲ鍋のようなコクと旨味に溢れ、さらに一層美味しくいただけます。

 

いかがでしたか?

 

まず今回の龍上海セットのクオリティの高さに驚きました。まさか自宅でここまでの雰囲気とあの感動を思い出せるとは思わず、これは現地で大行列に並ぶこと、自宅で気軽に家族でゆっくり食べられることなどを考えると、十分過ぎる味わい深い一杯だと思いました。

 

是非冬の寒い日に温かい龍上海「赤湯のからみそラーメン」をご賞味ください。

 

 

龍上海「赤湯のからみそラーメン」のご購入はこちら

 

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■プロフィール

藤野弘行(ふじのひろゆき)

 

TBS マツコの知らない世界「塩ラーメンの世界」に出演。ラーメンに関する商品開発のアドバイザー、ラーメン店舗のPR、インバウンドラーメンアテンド・コンシェルジュなどで活動中。これまでに食べたラーメンは約7000杯。Instagramにて全国の様々なラーメンを英語にて、世界に発信している。