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カタログギフトのリンベルが日本中から厳選した逸品を、美食のプロがテイスティング

「〈京都岩さき〉京都牛の旨煮・おこわ粥詰合せ」グルメライター・猫田しげるさん

まずはそのまま味わってみると、変な表現ですが、まるですき焼きを食べているように、しっかりした牛肉の濃い味わいが口全体に広がります。そして花山椒のプチプチとした食感!

甘さも醤油の味も絶妙なバランスです。たった一口でもぎゅっと肉の旨みが凝縮され、飲み込んだ後もしばらく口中に肉の香りと味が満ち溢れています。

(本文より)

 

 

 

今回グルメライターである猫田しげるさんには、「日本の極み 〈京都岩さき〉京都牛の旨煮・おこわ粥詰合せ」をご試食いただきました。高級食材である牛肉とすっぽんの組み合わせは期待が高まります。お味はいかがだったのでしょうか?ぜひ、ご覧ください!

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「京都といえば『牛肉』なんです!」と言われても、嘘でしょ!と疑ってしまいますよね。神戸牛、近江牛はよく聞きますが、京都で牛肉の生産が盛んだとはあまり想像できません。

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しかし、「京都牛」というブランドが今、大変注目を集めています。なんでも2017年の全国和牛コンテストで京都牛の肉質が全国2位になり、一気に食肉業界をざわつかせました。

そもそも京都牛とは、「黒毛和種であること」「飼養期間が最も長い飼養地が京都府であること」「京都市中央卸売市場第二市場でと畜解体されたこと」「日本食肉格付協会による枝肉格付がA5,B5及びA4,B4規格であること。ただし、著しく品質の劣るものは除く」という規定があり、その繊細な肉質と上品な舌触りは格別なのだとか。

京都に10年住んだことのある私ですが、恥ずかしながら京都牛の存在を知りませんでした。そこで今回、リンベルの「京都牛の旨煮」を試食する機会に恵まれた次第です。

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えー!ステーキで食べたい!と思いましたが(すみません)、さすが和食の都。仕出しの名店「京都岩さき」が、京都牛の美味しさを最大限に引き出す調理法によって、絶品のご飯のお供に仕上げた逸品です。

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と、ハードルが上がる「京都牛の旨煮」と、これまた高級食材の「すっぽん」を使ったおこわのセットです。早速実食してまいります。

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なんと外箱を開けただけで牛肉の香りがふわっと広がりました。和牛という食材の自己主張の強さには毎度驚かされるばかりです。
京都牛を単に醤油やみりんで煮たのではなく、1年のうち春の10日ほどしか収穫できない貴重な花山椒と合わせ、さっと炊いてあります。

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いただく前にレンジで軽く温めますと、牛の脂が溶け、全体にコーティングされます。花山椒の春らしい香りも鼻腔をくすぐりますね。

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まずはそのまま味わってみると、変な表現ですが、まるですき焼きを食べているように、しっかりした牛肉の濃い味わいが口全体に広がります。そして花山椒のプチプチとした食感!

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甘さも醤油の味も絶妙なバランスです。たった一口でもぎゅっと肉の旨みが凝縮され、飲み込んだ後もしばらく口中に肉の香りと味が満ち溢れています。

オン・ザ・ライス! 牛の脂がご飯に染み込んで、光り輝いています。

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ご飯と一緒にいただくと、醤油の味わいがマイルドになって、箸が止まりません。これも変な表現ですが、まるで牛肉弁当を食べているような満足感があります。

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はっ。おこわ粥がセットなのに白米にのっけて食べてしまいました。しかしお粥と白米は別物です。

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おこわ粥に使う素材だって京都牛に負けていません。高級食材のすっぽんを贅沢に使った1人分のお粥です。「すっぽんはちょくちょく食べます!」という方も少ないと思いますので、こうして手軽なお粥でいただけるとは有難いギフトですね。

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すっぽんの身がたっぷり入ったおこわに、すっぽんの出汁をかけ、器に盛り付けて軽くレンジで温めます。

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切り身なので侮っていましたが、すっぽんの身の弾力のあること!「これはコラーゲンが豊富に違いない!」と舌でわかるほどのプルプル感、コリコリ感です。

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出汁もしっかり旨みがあり、生姜の味が効いています。何より、餅米の甘みとモチモチ感に感動しました。すっぽんの出汁が染み込んで、噛むほどに滋味深い味わいが増していくのです。

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正直、すっぽんってどんな味?淡白なのでは?と思っていましたが、優しいながらも奥行きのある旨みが感じられ、しみじみ体に栄養が行きわたるようです。

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京都牛にすっぽん。京都の食材のポテンシャルは想像を超えていました。一人前なので、私のような独り身への贈り物に…なんて寂しいことは言いませんが、引き出物やお返しギフトとしてピッタリです。

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いかがだったでしょうか? 京都ならではの味付けをした旨煮と、奥深い味わいのすっぽんが入ったお粥。2つの味を引き出す詰め合わせは、贈り物としても自分のご褒美としてもピッタリですね。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

「日本の極み 〈京都岩さき〉京都牛の旨煮・おこわ粥詰合せ」のお申込みはこちら。

 
猫田しげる

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食関係の編集ライター。タウン誌、グルメ情報誌、レシピ本、新聞の地域情報版などの媒体で15年以上取材執筆。美味しいものからちょっと変わったものまで、食に関するあらゆることを愛し、日々発信中。