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「大吟醸仕込・柚子風味 辛子めんたいこ」グルメライター・猫田しげるさん

味がマイルドなうえに昆布などの旨みが立っているので、むしろそれを壊さないように口に運ぶご飯が少なめになります。辛子明太子をメインにご飯を食べるという感覚です。

辛子明太子ってパスタにしたり、炙ったりと、料理にも使いますよね。
でもこれはもったいない!そのまま食べるか、ご飯に乗せるか、という選択肢しか私は思いつきません。

(本文より)

 

 

今回はグルメライターの猫田しげるさんに、「日本の極み 大吟醸仕込・柚子風味 辛子めんたいこ」をご試食いただきました。これまで数々の「食」と接してきた猫田さんの感想やいかに!?

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今やお取り寄せ通販って色々なサイトがあって、どこで何を買ったらいいの?と困ってしまいますよね。そんな時、知人から「リンベル」さんを教えていただき、おいしい辛子明太子があるというので試してみました。

その名も「日本の極み 大吟醸仕込・柚子風味 辛子めんたいこ」。木箱入りで高級感があります。デザインもおしゃれで、「無着色辛子めんたいこ」の文字が入った魚のハンコが可愛いですね。

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箱を開けた瞬間、ふわあっと柚子の香りがしました。
中身は「大吟醸仕込」と「柚子風味」の詰め合わせ。袋を開けていないのにこんなに香る柚子ってすごいですね。大吟醸仕込というのも楽しみです。

 実は……
「辛子明太子って、どれを食べても同じじゃ?」って思っていました。
スーパーや、最近では100円ショップ(!)でも安く売っています。
その概念が変わるのか、ちょっとワクワクします。

説明書きによると、この辛子明太子は「真子」と呼ばれるスケトウダラの成熟卵を使用し、福岡の『大賀醸造』の大吟醸と羅臼産昆布などを調合した漬けダレを使うそうです。
「真子」とは何かというと、スケトウダラの卵巣が成熟して一番良い状態になった完熟卵のこと。さらにその中でも皮に傷や裂け目がないものを使用しているそうです。
とりあえず試食してみます。

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袋のまま手に持ってみて、まず驚きました。一房が大きくて、ずっしりしています。
指で掴むとはちきれそうな弾力感を感じます。これが「真子」の凄さなのでしょうか。いい辛子明太子は見た目から違うんだなあと実感しました。包丁を入れるのがもったいないくらいです。

まず「大吟醸仕込」を切って食べてみると、舌に乗せた瞬間、昆布の香りがしました。そして芳醇な旨みと爽やかな辛さ。使っている大吟醸酒が甘口ではなく、辛口なのでキリッとした後味に仕上がっているんですね。
唐辛子の辛みと重なり合って、表現するなら、「まろやか辛い」味わいです。

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特筆すべきはプチプチ感。今まで辛子明太子を食べて、「卵」を意識したことがありませんでした。でもこれは舌の上ではっきりと卵の粒が感じられ、辛子明太子って卵だったんだなあと再認識させるような食感です。ちょっと驚きました。

柚子風味は、調味料にもすり潰した柚子が入っていて、中までしっかり柚子の味がします。
和の風味がするというか、香りで楽しむ辛子明太子、とでも表現したくなります。ツブツブの柚子の皮がまた食感を豊かにしています。

 

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もちろん!ご飯にのせます。
炊きたてご飯の上で輝く辛子明太子。一粒一粒が光っています。
ご飯も「乗せてくれてありがとう」と喜んでいる気がします(笑)。

なんと、乗せたままにしておいても、ご飯が赤くならない!
そう、これは着色料不使用だからなんです。辛子明太子は一般的に「添加物のオンパレード」とも言われ、着色料を使わずにあの赤さを出すのは大変な手間がかかるそうです。
無着色なのにこの美しい色合いを実現できるのは、調味料に独自の工夫をしているから。作るの大変だろうなあと感心してしまいます。

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いつもは辛子明太子とご飯を一緒に食べると、辛子明太子の塩気が強すぎて、ご飯を多めにかきこんでしまうのですが、そうはなりません。味がマイルドなうえに昆布などの旨みが立っているので、むしろそれを壊さないように口に運ぶご飯が少なめになります。辛子明太子をメインにご飯を食べるという感覚です。

辛子明太子ってパスタにしたり、炙ったりと、料理にも使いますよね。
でもこれはもったいない!そのまま食べるか、ご飯に乗せるか、という選択肢しか私は思いつきません。

気付いたら、撮影用に1杯のつもりで食べたら、余裕で3杯もお代わりしてしまいました。

「辛子明太子ってどれも同じじゃ?」というのが、私の誤解だったこと、もうお分かりでしょうか……。

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いかがでしたでしょうか?おいしい辛子明太子の味を知ってしまった猫田さん、もうスーパーなどで手軽に買えるようなものには戻れなくなっちゃうかも?

グルメライターの猫田さんを虜にした、こだわりの辛子明太子、「日本の極み 大吟醸仕込・柚子風味 辛子めんたいこ」、ぜひお試しください。

 

ご購入はこちら

 

猫田しげる

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食関係の編集ライター。タウン誌、グルメ情報誌、レシピ本、新聞の地域情報版などの媒体で15年以上取材執筆。美味しいものからちょっと変わったものまで、食に関するあらゆることを愛し、日々発信中。