早速、グラスに注いでみると……、泡の色が違います
金色に輝く「ピルスナー」。爽快でキレがあります。日本のビールの大部分がピルスナーということもあり、なじみのある味わいです。
赤褐色の「アルト」は、ふくよかな香りと芳醇な味わい。色あい通り、深みのあるしっとりとした味わいのビールです。
（本文より）
今回、フードライター＆栄養士の藤岡さんにご試飲いただいたのは、「山形の極み 月山クラフトビール」です。ご自身でも時折クラフトビールをお飲みになるという藤岡さん。ピルスナーとアルトがセットになったこちらの商品、それぞれのお味におすすめの食事もご紹介してくださいました！
------------------------------------
作り手のこだわりと、その土地ならではの自然の恵みが感じられるクラフトビール。最近、特に人気と注目度が高まり、いろいろなお店で見かけるようになりましたね。
私も時々、飲食店で飲んだり、購入したりしています。この度は、「山形の極み 月山クラフトビール」を試飲させていただきます。
瓶ビールなので、常温だと思っていたのですが、冷蔵便で届きました。箱を見ると工場直送とのこと。きめ細やかな温度設定で、手元まで届くのですね。非熱処理なので、無濾過の酵母が生きているビールだとか。
ラベルも素敵で、絵になりますね。黄金に輝く「アルト」と赤褐色の「ピルスナー」の2種類がセットになっています。「生」と書かれた文字にも心が躍ります。
山形県の中央部に位置する月山は、出羽三山のひとつに数えられる名峰。名水どころとしても知られている月山の水で作られたビールです。
早速、グラスに注いでみると……、泡の色が違います（左がアルト、右がピルスナー）。何でも地元で多様なビールの試飲を行い、その意見を集めて造ったビールとのこと。月山の名水をよく知る方々の意見を生かしているのがいいですね。
この名水とドイツ、チェコ産の麦芽とホップだけを使い、世界的に知られるドイツのカスパー・シュルツ社の醸造機器で製造しています。味の違いをじっくり味わいながら、飲んでみたいですね。
金色に輝く「ピルスナー」。爽快でキレがあります。日本のビールの大部分がピルスナーということもあり、なじみのある味わいです。
のど越しがよく、いくらでも飲めそうです。幅広い年代の方に楽しんでいただける味です。
赤褐色の「アルト」は、ふくよかな香りと芳醇な味わい。色あい通り、深みのあるしっとりとした味わいのビールです。ほどよい苦みとコクに魅了されます。ホップの香味を感じます。
2つを比べてみると色の違いがよくわかりますね。
しっかりした味の「アルト」は、肉料理など濃いめの味のお料理によく合います。
また、意外な感じですが、トマトなどの夏野菜との相性もよいと思います。こっくりした味ですが、クセのないので、野菜の持ち味を邪魔しないのかもしれませんね。
「ピルスナー」はいろいろなお料理に合う味だと思いますが、あっさりとした冷ややっこ、魚料理にもぴったり。飲みやすく、年代を超えて親しんでいただけるテイストです。
ビールがおいしい時期。名水仕込みの本格派クラフトビールを味わってくださいね。ご自宅ではもちろん、ギフトやパーティーへの手土産としてもおすすめです。
------------------------------------
暑い夏は、よく冷えたビールが一層おいしく感じる季節。「山形の極み 月山クラフトビール」は冷蔵便でお届けするので、到着してすぐ味わえます。ビールがお好きな方への贈り物にはもちろん、ご自身でもぜひ、いつものビールをちょっと贅沢にした夏のひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。
藤岡智子
フードライター＆栄養士。情報誌、グルメ雑誌のライターとしてレストラン、カフェなど500店舗以上の飲食店取材を経験。栄養士の資格を生かし、食育・栄養関連の記事の執筆、レシピ提案・調理などもおこなっている。
