RINGBELL BLOG

カタログギフトのリンベルが日本中から厳選した逸品を、美食のプロがテイスティング

「京都ヒラヤヨーグルト」料理家・坂東万有子さん

味わいも香り同様、酸味は少なめでまろやか。

口に入れるとミルク本来のコクがやさしく広がりますが、ぽってりというよりは軽い舌触りで後味さらりとしています。

これはいい。

丁寧に作られているのが分かるお味です。暑い季節にも食べやすそうです。

(本文より)

 

 

今回は料理研究家の坂東万有子さんに「京都ヒラヤヨーグルト」をお試し頂きました。お届けし3種(弥四郎ヨーグルト、ジャージーヨーグルト、京都ヒラヤプレーンヨーグルト)に合わせたレシピ提案が、これからの季節(夏)に向けてピッタリです!

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こんにちは。料理研究家の坂東万有子です。

今回は「日本の極み 京都ヒラヤヨーグルト」の試食させていただきました。
これからの季節にぴったりの、さらりとして上質なヨーグルト詰め合わせです。
商品内容量は合計でたっぷり2400gもあるので、使い切りレシピも数種類ご紹介します♡

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京都府北部にある丹後半島といえば、日本三景のひとつ、天橋立が思いだされます。山陰地方って魅力的ですよね。ゆったりと旅してみたいエリアのひとつです。京丹後は風光明美な土地柄であるほか、その豊かな食や風土に魅せられる人は多いようです。
そして“近畿の北海道”と言われるほど酪農が盛んとのこと。「ヒラヤミルク」は、その自然豊かな山野で乳製品を作り続けていらっしゃる創業70年以上の乳業メーカーのヨーグルトです。

楽しみにしているところに届いたのが、こちらの素敵なパッケージ。

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さわやかで可愛らしいデザインですが、素材はしっかりとした段ボールパッケージです。
さすが高品質ギフトのリンベルさんです。

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開封するとこんな感じ。

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た~くさん入ってます!!嬉しい。

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種類としては3種。左から
・弥四郎ヨーグルト 100g×4個
・ジャージーヨーグルト 100g×4個
・京都ヒラヤプレーンヨーグルト400g×4パック

「ヒラヤミルク」の新鮮な牛乳にビフィズス菌と3種の乳酸菌を加え丁寧に発酵させたヨーグルト。
それぞれ個性がありとても魅力的なのです。ひとつずつレポートします。

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まずは一番シンプルな『京都ヒラヤプレーンヨーグルト』
アルミ蓋を開けると、なるほど穏やかでやさしい香りです。ヨーグルト特有のツンとした酸味ある香りはありません。
スプーンですくってみますとこのようになめらか、緩めのテクスチャーです。

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味わいも香り同様、酸味は少なめでまろやか。口に入れるとミルク本来のコクがやさしく広がりますが、ぽってりというよりは軽い舌触りで後味さらりとしています。これはいい。丁寧に作られているのが分かるお味です。暑い季節にも食べやすそうです。

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主張しすぎないので、フルーツやシリアルの味もちゃんと楽しめるのが嬉しいです。この時点で「あれを作ってみよう、これにも合いそうだ」とアレンジレシピのアイディアがふつふつと湧き出していました。

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次は『ジャージーヨーグルト』
ジャージー乳牛の国内飼養頭数は全体のわずか1%未満と言われる、高成分で濃厚なジャージー牛乳を100%使用。
スプーンですくうとこのように形を留めます。プレーンヨーグルトよりはしっかりめのテクスチャー。

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原材料はジャージー牛乳と砂糖だけ。しかしジャージー牛乳を贅沢に使われただけあってリッチなコクを楽しめて、その邪魔をしない控えめで自然な甘さとのバランスが絶妙です。
これはぜひそのまま、食べたい。もちろん安定剤や香料不使用です。

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最後は『弥四郎ヨーグルト』
プレーンヨーグルトとおなじような緩めのテクスチャーに、若干とろみが加わった感じ。

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京都らしく、甘みには和三盆を使用。
ヨーグルトが口の中から消えるときにふわっと鼻から抜ける和三盆の風味がニクい、品がある大人なヨーグルトです。うちでは大絶賛。これもぜひそのまま楽しみたい!


どうでしょう、いずれも食べてみたくなりましたでしょう(笑)? 
食べ比べが楽しいですよ。

さてレポート後半はアレンジレシピご紹介です。
とくにプレーンヨーグルトはたっぷりありますからね… 贅沢にお料理に活用しちゃいましょう!

まずおすすめしたいメニューは、バターチキンカレー!
絶対に相性が良いとピンときました。
コクがあって酸味とエグみがない特徴が、本場インドのヨーグルト「ダヒ」と似ているからです。

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■バターチキンカレー
<材料> 2人分
鶏もも肉・・・250g (ひと口大に切る)
玉ねぎ・・・1/2個 (みじん切り)
カットトマト(缶)・・・400g
カレー粉・・・大さじ1
バター・・・30g
しょうが、にんにく・・・各1/2片 (みじん切り)
--[a]---
京都ヒラヤプレーンヨーグルト・・・100g
カレー粉・・・大さじ1/2
塩こしょう・・・少々
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--[b]--
砂糖・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/3
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<作り方>
1. [a]を混ぜあわせて厚手ポリ袋へ入れる(なければ二重にする)。鶏肉を加えてよく揉みこみ、冷蔵庫に入れて3時間~半日置く。

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2.厚手の鍋にバターを溶かしてにんにくとしょうがを炒め、香りが出たら玉ねぎを入れて弱火で5分ほど炒める。玉ねぎがよく透き通ってきたらカレー粉をふり入れて1分炒める。

3.カットトマトを加える。ひと煮立ちさせたら1をヨーグルトごとすべて加える。

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[b]も加えて混ぜあわせる。フタをして弱火で20分煮こむ。

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4.鶏肉がやわらかく煮えたら完成です。味見をして、足りなければ砂糖や塩で調整してください。ごはんにかけて召し上がれ。暑い季節にもぴったりでサラサラと食べられます。


カレーチェーン店でいただくようなガツンと強めの味とはまた違い、最初はやさしいですが食べ続けると素材本来の旨みがわーーーっと広がってくるおいしさです。
辛い味が好きな方は、種をとった唐辛子をにんにくしょうがと一緒に炒めるといいですよ。

おすすめなのが、「追いグルト」です。
トッピングにヒラヤプレーンヨーグルトをかけて混ぜながら食べると、コクが加わるのと同時に、さわやかな酸味がカレーの甘みをグッと引き立たせて一層美味しかったです。酸味やエグみが強いヨーグルトだと難しいけれどこのヨーグルトだからこそです。
「追いグルト」お試しください。


次は、いま流行りの大豆ミートを使ったタンドリーチキンをご紹介。
パサつきがちな大豆ミートも、ヨーグルト効果でしっとり仕上がります。

 

■大豆ミートのタンドリーチキン
<材料>2人分

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大豆ミート(乾燥) ブロックorフィレ・・・50g
水300ml
片栗粉・・・小さじ1
オリーブオイル・・・大さじ1
---[a]----
白ワイン・・・大さじ1
カレー粉・・・小さじ1/2
塩・・・少々
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---[b]---
京都ヒラヤプレーンヨーグルト・・・60g
ケチャップ・・・大さじ2
カレー粉・・・大さじ1と1/2
オリーブオイル・・・小さじ2
おろしにんにく、おろししょうが・・・各小さじ2
粉末ブイヨン・・・小さじ1/2
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<作り方>
1.鍋に水を入れて火にかける。沸騰したら[a]と大豆ミートを入れて中弱火~弱火で5分あたためる。
2.大豆ミートがやわらかく戻ったらザルにあけ、くずれない程度に手でしぼる。
3.[b]を混ぜあわせてポリ袋に入れ、2を入れてやさしく揉みこむ。(時間があれば30分~半日冷蔵庫で保管)
4.焼く直前に片栗粉をふり入れてざっと混ぜる。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、3を入れて両面を焼く。あればパプリカをふりかける。


最後はフルーツラッシーです。

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■キウイフルーツのラッシー
<材料>1人分 ※砂糖以外の材料は冷蔵庫で冷やしておく。
ゴールドキウイ・・・1/2玉
---[a]----
京都ヒラヤヨーグルト・・・100g
牛乳・・・100ml
砂糖・・・大さじ1~ (お好み量)
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<作り方>
1.キウイの皮をむき、4つ割りする。
  すべての材料をブレンダーまたはミキサーで撹拌し、カップに注ぐ。

※飲む直前に作って、すぐにお召し上がり下さい。時間をおくとキウイフルーツがもつ酵素がヨーグルトと反応して苦味が出てしまうため。


こちらはまぜるだけ!ヒラヤヨーグルトの緩めのテクスチャーがさらりと仕上げてくれます。暑い季節には氷を入れても◎。半分残ったキウイは画像のように薄切りしてカップ内側にはりつけると映えます。キウイなど果物がない時はレモン汁を小さじ1/2ほど入れれば、プレーンラッシーです。こちらも美味しかったですよ。

 

以上、「日本の極み 京都ヒラヤヨーグルト」の試食レポートでした。
そのまま味わうのはもちろん、いろいろな食べ方を試したくなる上質なヨーグルトでした。
他にもジェラートやムースも作りたかったな…。まだまだ作りたいものはありますが文字数と時間の関係で今回はここまで!ありがとうございました。みなさまもぜひお試しくださいませ。

 

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■プロフィール

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料理研究家  坂東 万有子 (ばんどう まゆこ)
SOY食クッキング主宰。ELLE gourmetフードクリエイター、大豆ミート料理研究家。
メディア・企業へのレシピ提供、料理教室主宰、コラム執筆、地域振興案件などに携わる。著書に「大豆ミートのヘルシーレシピ」など。

ホームページ https://soy-shoku.com/ 
Instagram https://www.instagram.com/mayuko_bando/