鼻腔からダイレクトに脳に伝わる香りに、もうノックアウトです!笑
口に含んで少し転がしてみると、口の中いっぱいにお米の旨みや甘みが広がり、繊細な後味が長引くことなくすうっと綺麗に消えていきます。
決して軽くはないアタックと味わいなのに、なんて上品なんでしょう!
(本文より)
今回は、おもてなし料理教室『SUPER BEAUTY RECIPES』を主宰するむらきじゅんさんに、「忍びの酒 甲賀忍酒」をお試しいただきました。
日本酒のソムリエである唎酒師の資格を持つ、むらきさんの感想は?
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こんにちは!美容料理家のむらきじゅんです。
日本酒好きが高じて唎酒師の資格も取ってしまった私の元に、今回うれしいお仕事のご依頼が♪
カタログギフトのパイオニア、リンベルさんの『日本の極み』シリーズから今回ご紹介させていただくのは”日本酒”。
滋賀県・瀬古酒造さんの「忍びの酒 甲賀忍酒」を試飲、さらにこちらのお酒に合うレシピの考案をさせていただきました!
まずは中身の上質さを思わせるシックな外箱から。
箱を開ける前からワクワクします!
蓋を開けると、想像以上に上品で落ち着いた日本酒4合瓶が登場♪
忍びの酒、というネーミングにぴったりなイメージですね。
クール便で届いたので、冷え冷えの状態です。
ここで、日本酒豆知識!
ボトルの表裏のラベルからわかる主なポイントは3つ。
① 純米吟醸酒
② 雫採り
③ 無濾過生原酒
より日本酒を理解し、自分好みのものを選んで美味しく飲んでいただくために、少々説明させてくださいね。
① 純米吟醸酒
・精米歩合(どの程度まで研かれたお米を使っているのかの割合)が60%以下。
・原料が米と米麹のみ。
② 雫採り
お酒の元となる醪(もろみ)を酒袋に入れた後、プレスして液体を濾すのではなく、首を縛って吊るし、自然に滴り落ちる部分だけを集める手法で、時間がかかる上に少量しか得られないので非常に高価で限定品のお酒となる。
③ 無濾過生原酒
通常は細かい滓を除去するために行う濾過を、香味や個性をあえて残すためにしないことで香り高い日本酒となる。また生原酒は、火入れも割り水もしないため、原料そのままの個性や特性をより濃厚に感じられる。
いかがですか。少し想像していただけたでしょうか。
一般的に純米吟醸酒は、純米酒に比べて香り高くすっきりとした味わいになると言われており、純米大吟醸酒に比べると、米の旨みや甘みなども感じられ、程よい塩梅の華やかなお酒が多いです。
個人的にも一番好きなタイプのお酒で、女性や日本酒初心者の方にも大変おすすめ!
雫採りは、雑味が一切なく、華やかな香りと繊細な味わいが特徴で、私もそれほど飲む機会がないのでワクワクです♪
さらに無濾過生原酒なので、上の2点に加え、滋賀県独自の酒造好適米「吟吹雪」の特徴が濃く生かされ、色合いも透明よりもやや黄金色で口当たりもとろりと滑らか。
このタイプのお酒は、冷やし過ぎず、温くない温度(15℃〜)でいただくのが、香りも旨みも感じられておすすめです。
逆に、寒くなってきたらもう少し温めていただいても、よりお米の旨みと味わいの変化が楽しめますよ。
私は今回、持ち味である華やかで芳醇な香りをより一層感じられるよう、また体温による温度の変化も楽しめるようステムなしのワイングラスでいただきました。
ではまずは味わってみたいと思います・・・
色はほのかなゴールド!光の反射具合でもキラキラと美しい!
香りは、想像通り芳醇で芳しいです。
鼻腔からダイレクトに脳に伝わる香りに、もうノックアウトです!笑
グラスに残るレッグ(液体が側面にへばりつく粘度)を見ても、とろりとした口当たりがおわかりいただけるかと。
口に含んで少し転がしてみると、口の中いっぱいにお米の旨みや甘みが広がり、繊細な後味が長引くことなくすうっと綺麗に消えていきます。
決して軽くはないアタックと味わいなのに、なんて上品なんでしょう!
一緒にいただくなら、この美味しさをさらに引き立ててくれるような、シンプルなものがいいな・・・
この美酒、女性の方に是非飲んでいただきたい!と思い、「オヤジっぽいおつまみ」ではなく、女性好みのチーズやサツマイモ、きのこなどを使った、美容にも良く、軽めの「美酒に合う美ツマミ」を幾つかご紹介しますね♪
|ケイパーとマスカルポーネのポテサラ|
ジャガイモ 小2個(約180g)
マスカルポーネチーズ 50g
ケイパー 30粒 みじん切り
甘酢 小さじ2
⑴ジャガイモはレンジで5分ほど加熱してからマッシュし、皮を取り除き粗熱を取る。
⑵甘酢とマスカルポーネチーズを加えてよく混ぜ合わせる。
⑶ケイパーを混ぜ入れ、味を見てケイパーの漬け汁で味を調える。
|いちじくのバルサミコマリネとカマンベールチーズ|
いちじく 1個
カマンベールチーズ 1/2個
バルサミコ酢 大さじ1
⑴いちじくは6〜8等分のくし切りにする。
⑵カマンベールチーズはいちじくと同じ数に切る。
⑶⑴をバルサミコ酢に漬けて冷蔵庫で冷やし、食べる直前に⑵と一緒に盛り付ける。
|サツマイモのソテーはちみつレモン風味|
サツマイモ 1/3本 5mmにスライスする
バター 大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
レモン汁 1/2個分
レモンスライス 適量(飾り用)
⑴サツマイモをバターとオリーブオイルを熱したフライパンで両面こんがりと焼く。
⑵レモン汁とはちみつを合わせた保存容器に入れてなじませる。
⑶冷蔵庫で30分ほど冷やし、レモンスライスと一緒に盛り付ける。
|ローズマリーの香りの舞茸のクロスティーニ|
舞茸 1パック
バター 5g
塩 小さじ1/4
トリュフオイル又はオリーブオイル 少々
バケットスライス 適量
⑴小房に分けた舞茸とバターを厚手で小さめの鍋に入れて蓋をして中火にかけ、音がしてきたら弱火に落とし、2〜3分加熱する。
⑵蓋を開けて10分ほど粗熱をとったら、塩を加えてハンドミキサーでペーストにする。
⑶軽くトーストしたバケットに乗せ、あればトリュフオイル少々を振る。
実はチーズと日本酒って抜群の相性なんです!
今回ご紹介した「忍びの酒 甲賀忍酒」のように、香り高くコクがあってとろりと滑らかな日本酒には、カマンペールやマスカルポーネ、クリームチーズなどのクリーミーなタイプのチーズや、ハーブや酸味を効かせたアクセントのあるものも、お酒に寄り添って引き立ててくれるので素敵なマリアージュが生まれます。
お酒が進みすぎてしまうのが難点ですが・・・今宵は美酒に酔いしれましょうか♪
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いかがでしたか?
香り高い絶品日本酒とおしゃれな「美ツマミ」の素敵なマリアージュ。
パーティーやおもてなしの際に試してみてはいかがでしょうか。
「日本の極み 瀬古酒造 忍びの酒 甲賀忍酒 純米吟醸 雫採り」お申し込みはこちらから。
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むらき じゅん
美容料理家・唎酒師
パリ・リッツエスコフィエでの料理留学を経て結婚、子供を持ち、安心安全な食へ意識がシフト。食をサスティナブルなライフスタイルと結びつけ、目にも美味しいレシピを提案し続ける。
現在は主に横浜の自宅キッチンスタジオにて、美容と健康、地球環境を軸としたおもてなし料理教室『SUPER BEAUTY RECIPES』を主宰。その他ヨガやグリッドとのコラボ講座、食育講座、雑誌・メディアへのレシピ提供、企業のレシピ開発など行う。