こんなにピチピチした海老を上手にさばけるか心配になりましたが、とてもうれしいことに、詳しい説明書が添えられていたので大丈夫。
海の香りを感じる、伊勢海老の甘みを感じる味わいです。芳醇で、豊かな風味が口の中に広がります。こんなに鮮度のよい伊勢海老が自宅で味わえるのは、幸せですね。
(本文より)
栄養士の資格を持ち、フードライターとして活躍している藤岡さん。今回ご試食いただいたのは、「日本の極み 三重県伊勢志摩産 活伊勢海老」です。生きたままお届けされるこちらの商品、藤岡さんは上手にさばくことができたのでしょうか。そしてそのお味は…?
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贈り物にも、自宅へのお取り寄せにも、カタログギフトのリンベルを愛用しています。味のクオリティ、安全性、パッケージ、配送に至るまで、安心して利用できるのがいいですね。
今回は、リンベルが全国から逸品を集めた「日本の極み」シリーズから、「三重県伊勢志摩産 活伊勢海老」を試食させていただきました。
これまで、いろいろなものをお取り寄せしてきましたが、活伊勢海老は初めて。ドキドキしながら、荷物を受け取りました。
水揚げされてすぐに伊勢から直送されたそう。二重の包装で届き、中の包装紙には「おはらい町」と「鈴木水産」の文字が書いてあります。おはらい町といえば、伊勢のグルメ店や食材が集まるおいしいものの宝庫として知られる地域ですね。鈴木水産は、伊勢海老を扱って30年を超えるとか。
ふと気づくと、箱の中からガサガサという音が! 生きた状態で届くとは伺っていましたが…。
包装紙を広げてみると、こちらの箱が現れました。いよいよ箱を開けると、紙の緩衝材の中に伊勢海老の触角が見えます。
飛び出してくる気配にビックリ! 思わず、いったんフタを閉じました。こんなに元気でイキがいいとは、驚きました。
あらためて開けてみると、なんとも風格のある姿形です。
こんなにピチピチした海老を上手にさばけるか心配になりましたが、とてもうれしいことに、詳しい説明書が添えられていたので大丈夫。
伊勢海老は水に10~15分つけておくと扱いやすくなるとのこと。キッチン用の手袋とボウルに入れた水を用意して、チャレンジしました。頭を外し、殻をむくのは意外に簡単。キッチンばさみを使うとより便利です。
透明感のある、美しい身に心が躍ります。
殻からスプーンで身を取り外し、まずはお造りでいただきます。
海の香りを感じる、伊勢海老の甘みを感じる味わいです。芳醇で、豊かな風味が口の中に広がります。こんなに鮮度のよい伊勢海老が自宅で味わえるのは、幸せですね。
次は、すし飯を握り、伊勢海老をそのままトッピングしました。
生き生きとした旨みをそのままご飯が受け止めて、あますところなく味わえます。淡泊でありながら、コクのある味わいは伊勢海老ならではだと思います。
今度は、火を入れて調理しました。まず、少し油で炒めて、卵でとじます。
ぷりぷりとした弾力と歯ごたえ、ほのかな甘みが心を満たします。
お味噌汁も作りました。殻も一緒に煮ると、よいダシが出ます。磯の香りがいっそう感じられ、深みのある味に仕上がりました。海の王様・伊勢海老の実力を感じる、絶品の味です。
自宅で伊勢海老を味わうという、スペシャルなひとときを満喫しました。贈り物にも、ご自宅でのおもてなしやご家族でのお祝いごとにも、ふさわしい逸品です。
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いかがでしたか? 伊勢海老は長寿のシンボルとされ、また、勇ましさを連想する見た目から、古くは武家の時代から縁起物として好まれていたようです。そのままはもちろん、調理しても、お味噌汁にしても、あますところなく旨みを楽しめます。特別な日の食卓をパッと華やかにする伊勢海老、ぜひご堪能ください。
藤岡智子
フードライター&栄養士。情報誌、グルメ雑誌のライターとしてレストラン、カフェなど500店舗以上の飲食店取材を経験。栄養士の資格を生かし、食育・栄養関連の記事の執筆、レシピ提案・調理などもおこなっている。