RINGBELL BLOG

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「長野県産 ナガノパープル」料理家・有川奈名子さん

最初に感激するのは、包みを開けた瞬間。長野パープルのお洒落なイラストが!

箱の中には丁寧に包まれた大粒のナガノパープルが・・・美しくてウットリしてしまいます。

皮と果肉が歯切れよく、甘味、少しの酸味と皮の渋味もプラスされ、全体にバランスの取れた美味しさです。

(本文より)

 

 

今回は、長野県の大人気のブドウ「ナガノパープル」を料理家・有川奈名子さんにお試し頂きました。旅が趣味という有川さん。ちょっと珍しい世界のお料理を取り入れた、簡単アレンジレシピをご紹介して下さいました。では、さっそくご覧ください。
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こんにちは。
タナバタキッチン主宰、料理家の有川奈名子です。

日本最大のカタログギフトリンベル様より、ナガノパープルの試食のご依頼をいただきました。f:id:neko_pa:20201009131714j:plain大粒で艶やかな青黒色が美しく、果汁が溢れだしそうなナガノパープル。2004年に誕生した長野県のオリジナル品種で、種無しで、皮ごと食べられるブドウです。 

ブドウの皮にはポリフェノールが豊富に含まれており、ナガノパープルひと房で、赤ワインの約1本分のポリフェノールを摂取できるといわれています。また、ポリフェノールには、抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制するといわれていますので、アンチエイジング効果や冷え対策にも期待できそうですね。

最初に感激するのは、包みを開けた瞬間。長野パープルのお洒落なイラストが!

f:id:neko_pa:20201009131740j:plainずっと取っておきたくなる素敵なパッケージに、心が躍ります。 

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箱の中には丁寧に包まれた大粒のナガノパープルが・・・美しくてウットリしてしまいます。

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先ずはひと粒頂いてみます。皮と果肉が歯切れよく、甘味、少しの酸味と皮の渋味もプラスされ、全体にバランスの取れた美味しさです。
そのまま頂くのがおすすめですが、これからの季節にぴったりなナガノパープルの簡単なアレンジレシピをご紹介したいと思います。

シェルパティー 

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シェルパティーとは、インドやヒマラヤ登山を助ける現地案内人のシェルパ達が、疲労回復の為、紅茶に山ブドウと赤ワインを入れて飲んだのが始まりだといわれています。 

ナガノパープルの旨味と紅茶の香りのハーモニーをお楽しみいただけると思います。エレガントな味わいに、魅了されてしまうかも! 

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<材料>(2杯分)

ナガノパープル(半分に切る)・・・6粒
ティーバッグ・・・2袋
熱湯・・・300ml
ワイン・・・ティースプーン1~2杯

<作り方>
➀ 温めたティーポットにティーバッグとブドウを入れ、熱湯を注ぎ入れて一緒に1分半蒸らす。
② 温めたカップに➀を注ぎ入れ、赤ワインを加えればできあがり。お好みで、お砂糖をプラスしても美味しくいただけます。 

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ナガノパープルコブラー 

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コブラーとはイングランドやアメリカで親しまれている、家庭でよく作られている焼き菓子です。大きな皿に旬の果物を敷き、クッキー生地等でフルーツを覆ってからオーブンで焼きます。今回は贅沢にも、ナガノパープルで作ります!焼きあがった熱々のコブラーにアイスクリームをトッピングするのが定番です。
ブドウは火を通すと、ジューシーで甘酸っぱさが凝縮され、味わい深くなります。熱々のブドウとサクサクのクッキー生地との組み合わせを、楽しんでいただけると思います。

<材料>(耐熱皿1台:20㎝×16㎝)

*薄力粉(ふるう)・・・100g
*砂糖・・・50g
*塩・・・ひとつまみ
バター(1㎝角に切り冷やしておく)・・・50g
ナガノパープル・・・1房
コーンスターチ(片栗粉可)・・・大さじ2
バニラアイスクリーム・・・適量

<作り方>
① クッキー生地を作る。ボウルに*とバターを加え、指先でバターをすりつぶすように混ぜ、そぼろ状になったら、冷蔵庫で冷やしておく。
② バター(分量外)を塗った耐熱皿に、コーンスターチをまぶしたブドウを隙間なく並べ、①のクッキー生地をまんべんなく散らし、180℃で35~40分焼く。
③ 焼きあがった②を器に盛り付け、バニラアイスクリームを添えればできあがり。

焼く前はこのような感じです。 

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焼きあがりはこちらです。

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今回は大きな耐熱皿で焼きましたが、小さなココットで一人分ずつ焼くのもおすすめです。
そのまま食べてもとても美味しいナガノパープルですが、簡単アレンジレシピもよろしければお試しください。

「山形の極み 長野県産 ナガノパープル」のお申込みはこちら

 

<プロフィール>

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有川奈名子
調理師、野菜ソムリエプロ、茶道講師。
パリで製菓を学び、料理家の助手を経て、料理家として独立。
広告・メニュー開発・WEB・食育番組等のフードコーディネーターとしても活動。企業へのレシピ提案やケータリングも行う。
体の中から元気で美しく!をテーマに、2015年より料理・菓子教室「タナバタキッチン」を主宰。旬の食材で作る、簡単で美味しい和食の薬膳家庭料理を提案中。