みずみずしい果汁が滴ってきます!
皮つきのままカットして、まずは皮ごといただきます。
口の中で果汁があふれ、上品な甘みとほのかな酸味が優しく広がります。
この甘みと柔らかい酸味のバランスが絶妙なんですよね。
やっぱり福島の桃は美味しい!(本文より)
今回は、東京都文京区で人気の料理教室を主宰する若井めぐみさんに福島県産の桃をご試食頂きました!
以下、レポート記事をご覧ください!
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こんにちは。
料理家・ハーブ料理研究家、若井めぐみです。
今回試食させていただくのは「日本の極み」シリーズ、「福島県産 桃」。
実は私、福島県出身。
桃の産地といえば、山梨や岡山なども有名ですが、幼いころから「福島といえば桃」という地元の感覚で育ってきたので、今でも一番おいしい桃は福島の桃だと思っています!
今回はあかつき、まどか、川中島白桃の3品種のうち、その時期に一番おいしい品種が送られてくるということで、ワクワクしながら待っていました。
そして、先日届いたのがこちら
箱のデザインがかわいらしいです。
いつも思いますが、パッケージってすごく大事!
もちろん中身の味が一番大事ですが、最初に目に触れるパッケージが第一印象を左右します。
ピンクの桃がかわいらしいイメージで箱を開ける前から期待感が高まります。
箱を開けてみると、ふわっと桃の甘い香りが広がります。
中くらいのサイズのぷっくりとした桃が窮屈そうに並んでいました。
ピンク色も濃くて、時期的にもおそらく品種は「あかつき」だろうと思います。
あかつきは福島県の代表的な品種です。
私もいつも食べ慣れているとても美味しい桃。
桃は太陽に多く当たるほど濃く色づくそうです。福島の桃はそのほとんどが無袋栽培で太陽に良く当たっているため、ピンク色が濃いのですね。
手のひらに乗せてみると、ずっしりとした重みがあり、果汁がギュッと詰っているのだろうなと想像できます。
早速ひとつ洗っていただいてみることに…
ぐるりと包丁を入れて、両手でひねり、半分に。
みずみずしい果汁が滴ってきます!
皮つきのままカットして、まずは皮ごといただきます。
口の中で果汁があふれ、上品な甘みとほのかな酸味が優しく広がります。
この甘みと柔らかい酸味のバランスが絶妙なんですよね。
やっぱり福島の桃は美味しい!
初めはシンプルに味わって、たくさんあるのでアレンジレシピも試してみました。
よかったらご参考になさってくださいね。
福島の桃とミントクリームのフルーツサンド
ペパーミントのクリームがさわやかに香る、桃を贅沢に詰め込んだ食べ応え満点のフルーツサンドです。
<材料>(2人分)
・福島の桃・・・1個
・食パン(8枚切り)・・・4枚
・生クリーム・・・120ml
・ペパーミントの葉・・・15枚程度
・きび砂糖・・・大さじ1
・塩・・・ひとつまみ
<作り方>
1、生クリームをボウルに入れ、きび砂糖、塩を加えて、氷水に当てながら泡立て、固めのホイップクリームを作る。そこへ細かく刻んだペパーミントの葉を加え混ぜる。
2、福島の桃は皮を剥いて6~8等分にカットして、食パンの耳は落とす。
3、食パンに中心が多めになるようにホイップクリームを塗り、カットした桃を中心に斜め向きに軽く押すようにして置く。
4、周りの隙間に適当な大きさに切った桃を置き、もう一枚の食パンにも同じようにホイップクリームを塗り、上から被せて優しく押し、ラップでしっかりと包む。(同じようにもう一つ作る。)
5、冷蔵庫で30分ほど落ち着かせ、ラップの上から斜めに4等分に切って皿に盛りつける。
福島の桃とホタテのカルパッチョ ルッコラサラダ添え
ジューシーな桃の甘みとホタテの旨みが相性抜群。シャンパンや白ワインと合わせていただきたい一皿です。
<材料>(2人分)
・福島の桃・・・1/2個
・ホタテ(刺身用貝柱)・・・5個
・塩、レモン汁、オリーブオイル・・・各適量
・ルッコラ・・・半束
・ピンクペッパー(あれば)、粉チーズ・・・各適量
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ホワイトバルサミコ酢(または白ワインビネガー)・・・小さじ1
塩・・・2つまみ
胡椒・・・少々
オリーブオイル・・・小さじ2
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<作り方>
1、福島の桃は皮を剥き、1cmの厚さに10枚スライスする。ホタテは半分の厚さに切る。ルッコラは洗って根を切り落とし、大きければ3~4cm幅に切る。
2、桃とホタテと皿の形に沿って交互に並べ、塩、レモン汁、オリーブオイルをかける。
3、ボウルにAを入れてよく混ぜ、そこへルッコラを加えて和え、皿の中心に盛りつける。
4、桃とホタテの上にピンクペッパーを手でつぶしながら散らし、ルッコラに粉チーズをかける。
福島の桃、本当に美味しいので皆さんも是非ご家庭で召し上がってみてくださいね!
●プロフィール
若井めぐみ
料理家・ハーブ料理研究家。福島県郡山市出身。
ホテル、レストラン、洋菓子店、カフェなどの飲食業に10年ほど携わる。その後、立ち上げた料理教室「ヴェール エクラタン(東京都文京区)」は2021年で10年になる。様々な企業様向けレシピ開発やレストラン・カフェへのメニュー提案なども行っている。著書に「ハーブと薬味のごちそうレシピ~スープからおつまみまで簡単で美味しい健康になれるメニュー65品~」。
ハーブ料理のすそ野を広げ、おばあさんになるまで教室を続けることが目標。
HP https://vert-eclatant.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/megumi_wakai