ひとすくいした奥にも果物がぎっしり
果物を包んでいるゼリーはすっと溶けるようなやわらかさで、果汁を固めたようなすっきりとした甘さ、
(本文より)
果物は歯ごたえがほどよくあって、生の果物をいただいたときのような感覚になりました。
「そのまま」という名前にも納得。
今回は、料理教室La Saveur(東京都品川区)主宰の青野晃子さんに、「果実の恵み そのままゼリー」をご試食頂きました!
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今回ご紹介させていただくのは、山形県で大正10年からフルーツの加工品製造を手掛ける「櫻桃園」さんがつくる、「果実の恵み そのままゼリー」です。
旬の果物を、最もおいしい時期に収穫し、美味しさを閉じ込めるように作り上げたゼリーとのことで、とても楽しみに頂きました。
届いた段ボールを開ると、かわいい果物の木の柄の箱が。
少し高さのある箱を持ち上げると、高級フルーツが入っているんじゃないか、と思うくらいのずっしりとした重みがあります。
どきどきしながら箱を開けると、何とも品よく並んだゼリーが。
これは素敵な演出、と思ったのはゼリーの向き。
ゼリーというと蓋の部分を上にして並べるのが一般的ですが、蓋を下にしていることで果実のぎっしり感が一目瞭然。
ほぼ隙間なく果物が詰まっていて、食べ応えがありそうです。作り手さんの自信を感じます。
さらに容器の形も素敵で、カッティングされた宝石のよう。
器に取り出してみて容器の形に納得。
光りが当たるとゼリーの透明感とつやが増し立体感が出て、ほんとうに宝石みたい。
とても高級感があります。
もちろん容器のままでもいただけますが、これはぜひ器に盛って目で楽しんでいただきたいゼリーです。
すぐ食べたい気持ちを抑えて、同梱のご案内通りしっかり冷やしていただいてみました。
見た目でも果物の量に驚きましたが、すくってみて改めてその量にびっくり。
ひとすくいした奥にも果物がぎっしりで、ゼリーでありながら多分8割くらいはほとんど果物です。
一口いただくと、果物を包んでいるゼリーはすっと溶けるようなやわらかさで、果汁を固めたようなすっきりとした甘さ、
果物は歯ごたえがほどよくあって、生の果物をいただいたときのような感覚になりました。
「そのまま」という名前にも納得。
これはきっと凍らせてもおいしいのでは、と試しに一晩凍らせてみたところ、ゼリー部分はカチカチにならず食べやすく、果物はしゃりっとした食感が加わってまた違ったおいしさを発見しました。
見て楽しい、食べておいしい、もらってうれしい素敵な贈り物ですね。
山形の極み 果実のめぐみそのままゼリーはこちらから。
プロフィール
青野晃子
料理教室La Saveur(東京都品川区)講師。
社会人経験を経て27歳の時に、エコール辻フランス・イタリア料理マスターカレッジに入学、のち都内レストラン勤務の傍ら、ル・コルドンブルー東京に入学、料理ディプロム取得。銀座ロオジエにて研修。現在に至る。
ツヴィリングJ.A.ヘンケルスジャパン(株)専任デモンストレーター・料理教室講師。ワインエキスパート。
料理を作る上で大切な、「理由」をきちんと押さえながらレシピを紐解くことで、作り方をなんとなくではなく、自分の感覚に落とし込んで身に着けていただけるようなレッスンを心がけています。