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「愛媛県産 小太郎みかん」お料理教室ラ・ネージュグラッセ主宰・浦田深雪さん

口に入れると、まるでゼリーのような食感と、じゅわーっと溢れるジュース。
甘みが強いのですが、甘いだけでなく、すっきりした酸味も感じられます。
このバランスが素晴らしい。

すじや袋も果肉の味の邪魔をせず、むしろ歯ごたえが加わり、じんわりと美味しさが広がります。

(本文より)

 

 

今回は、料理教室ラ・ネージュグラッセ主宰、管理栄養士としてもご活躍の・浦田深雪先生に「小太郎みかん」をお試し頂きました。

ぜひ、浦田先生の試食レポート記事ご参照の上、「小太郎みかん」をお試しください!

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こんにちは。

お料理教室ラ・ネージュグラッセを主宰しております管理栄養士の浦田深雪です。
今回は、RING BELL 「日本の極み」シリーズの『小太郎みかん』を試食レポートさせていただきました。

この時期、ほぼ毎日みかんは欠かさないので、どんなみかんが送られてくるのか、楽しみでした。宅急便で送られてきた段ボールを開けてみると、、

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わあ!可愛い!
桐箱に描かれた鮮やかな、みかんの絵柄を見ただけで、期待が高まります。

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この時期、スーパーの入り口で、山積みになっている、ネットに押し込まれているみかんとは、「わけが違う」と見ただけで確信。
みかんは冬場のビタミンC補給源として、日本に根付いているのは周知の通りですが、手ごろな値段で手に入りやすいので、『高級果物』と呼ばれにくい存在です。
こたつに無造作においてあるみかんを、口に入れ、みかんを味わうというより、テレビのお供的な扱い。「みかんは風邪の予防にいいから、もう1個食べなさい」とお母さんに言われ、また無造作に皮をむく。そんなイメージが強い、非常に庶民的な、カジュアルなフルーツと言ってよいかと思います。

しかしながら、どうでしょう

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ひとつひとつが袋入り!
桐箱+個別包装。これを受け取った人は、一旦こたつから出て、正座をするはずです。
「いつものみかんじゃないよ!」
お行儀よく並んだみかんたちは、明らかに、私の家にいつもいるみかんとは、一線を画したオーラがありました。

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まず、分かりやすいように、断面をお見せしますね。

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見てください!このみずみずしさ!!
果肉がキラキラと輝いています。

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口に入れると、まるでゼリーのような食感と、じゅわーっと溢れるジュース。
甘みが強いのですが、甘いだけでなく、すっきりした酸味も感じられます。
このバランスが素晴らしい。甘くコクのある味わいは、樹につけたまま年越しをさせ、樹上で完熟させているみかんならではのものだそうです。
手間をかけ、丁寧に作られているのですね。

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すじや袋も食物繊維が豊富なので、一緒にいただきます。
果肉の味の邪魔をせず、むしろ歯ごたえが加わり、じんわりと美味しさが広がります。

外皮さえも、やわらかくよい香りを放つので、皮を細かく切ってコンフィを作りました。

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◆小太郎みかんのコンフィ◆

【材料】
・小太郎みかんの皮20g
・砂糖10g
・水小さじ2
【作り方】
上記を鍋に入れて、弱火で水分がなくなるまで煮詰めます。

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皮が薄くて、やわらかく、香りがよい、小太郎みかんならではのコンフィ。
有機肥料を使って、大事に育てられたみかんを、余すところなく、頂きます。

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あえて、砂糖を控えているので、ヨーグルトにかけて蜂蜜を足しても、鶏肉料理にそのままトッピングしてもいいですね。

 

そして、もう1品は、品のいい小太郎みかんを、ドレスアップして、コンポートを作りました。

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そのままでおいしいので、砂糖は少なめにして、最後にリキュールの香りを纏わせます。

◆小太郎みかんのコンポート◆
【材料】
・小太郎みかん2~3個
・水200cc
・砂糖80cc
・コアントロー大さじ1
【作り方】
①小太郎みかんの皮を剥き、沸騰した湯に30秒つけてから、ザルに上げ、
 白い筋を取り除きます。
②鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら①を入れて、弱火で3分煮る。
③火からおろして、そのまま冷まし、コアントローを加え、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

 

この季節、どこの家庭でも定番であるみかんだからこそ、こんな、こだわりのあるみかんが送られてきたら、きっと驚かれると思います。

背筋をピンと伸ばしていただきたくなるような、高級みかんを贈り物に選ぶのも楽しいひとときです。小太郎みかん『日本の極み』シリーズに相応しい逸品でした。

 

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プロフィール

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浦田深雪(うらたみゆき)管理栄養士、お料理教室ラ・ネージュグラッセ主宰

横浜市出身。学生時代より「人と食」に興味を持ち、 管理栄養士の資格を修 得。 丸の内で OL 生活を経て、 ル・コルドン・ブルー東京校にて 料理、製菓を学び、料理ディプロマ修了。 その後、クッキングス クール講師、外食業界のメニュー開発などを経て 横浜の白楽に料 理教室を開講。 テレビ、ラジオ、雑誌等に出演。フレンチ・イタ リアンの他にも、栄養学の知識を基にしたお惣菜料理のレシピ提 供、企業の商品開発、 カフェのコンサルタント等、幅広く活動。