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カタログギフトのリンベルが日本中から厳選した逸品を、美食のプロがテイスティング

「山形県産ラ・フランス」ハーブ料理家・若井めぐみさん

皮を剥いている時からどんどん水分が溢れ出てきました。

食べてみると柔らかくてジューシー!口の中でも水分が弾けるよう。  そして爽やかないい香りが口いっぱいに広がり、鼻から抜けていきます。あぁ、これが最高級のラ・フランスか。

至福のひとときを味わわせていただきました。

(本文より)

いよいよ2023年が始まりました。お正月太りや風邪の流行などが気になる季節、身も心もフレッシュになれそうなラ・フランスはいかがでしょうか。

こちらをお試しいただいたのは、ハーブ料理家の若井めぐみ先生。ホテルやレストランで修行を積み、フランス現地で学ばれた技術とセンスでとびきりおしゃれなハーブ料理教室を主宰されています。そんな若井先生の食レポとレシピとともに、ラ・フランスの魅力をどうぞご覧ください。

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こんにちは!

ハーブ料理家の若井めぐみです。

今回は「山形の極み」山形県産ラ・フランスを試食させていただきました。試食レポ&アレンジレシピをご紹介させていただきます。

個人的に昔から、山形といえばラ・フランスのイメージが強く、今でこそ、スーパーでも手に入るようになりましたが、昔はとても希少でなかなか食べられなかった記憶があります初めて食べた時のインパクトが強く、こんなにジューシーで香り高い果物があるのかと驚きました。

そのラ・フランスの中でも特に美味しいものが届くということで期待感が高まります。

 

早速到着。

写真では少し伝わりづらいですが、思ったよりも大きな箱で届いてびっくり。

5kg入っているので、ずっしりと重みがあります。段ボールにはラ・フランスの絵がデザインされています。かわいらしい印象です。

 

早速箱を開けてみると

緩衝材に包まれてぎっしりと並んだラ・フランスたち!数を数えてみると20個もありました。

 

手にとってみると手のひらにちょうどすっぽり収まるくらいのサイズです。

そして説明書がついていました。

食べ頃と保管の仕方が書いてあります。

ラ・フランスって食べ頃の見極めが難しいので、この説明は大事ですよね!なるほど、肩の部分がやや柔らかくなった頃が食べ頃なのですね。そして、このラ・フランスの食べ頃の日付みると、まだ少し先だったので、すぐに食べたい気持ちを抑えて、しばらく追熟させることに・・・。待ち遠しいです。

 

時々様子を確かめながら、じっくりと追熟。

さぁ、肩の部分も柔らかくなってきたしそろそろかな・・・と思って切ってみました。

みずみずしくてとてもいい香りです。皮も剥いていただきます。

皮を剥いている時からどんどん水分が溢れ出てきました。

 

食べてみると柔らかくてジューシー!口の中でも水分が弾けるよう。  そして爽やかないい香りが口いっぱいに広がり、鼻から抜けていきます。あぁ、これが最高級のラ・フランスか。

至福のひとときを味わわせていただきました。

そのまま食べるのはもちろん美味しいですが、せっかくたくさんあるので色々な楽しみ方で、アンジレシピを2品ご紹介したいと思いま。(2品ともサワークリームを使っていますが、100g入りの小さなパックがちょうど使い切れるようになっています。

 

【ラ・フランスと生ハム、ハーブのサラ サワークリームのドレッシング】

ラ・フランスと生ハム、ハーブのサラ サワークリームのドレッシン

<材 2人分

・ラ・フラン 1

・生ハ 2

・ベビーリーフ 1

・クレソ 1

・くる

・セルフィーユ(あれば)適量

・フェンネルシード(あれば)少々 Aサワークリーム 50g

Aオリーブオイル 大さじ1  A牛乳 大さじ1        A白ワインビネガー 小さじ1 Aはちみつ 小さじ1/2

A塩 ふたつまみ A胡椒 少々

 

<作り方>

1、ラ・フランスは皮を剥いて芯を取り除き、一口大に切る。ベビーリーフとクレソンの葉を合わせて一度水にさらし、水気をよく切っておく。

2、Aを混ぜ合わせてドレッシングを作る。

3、皿にベビーリーフとクレソンを盛り付け、生ハムを食べやすい大きさにちぎって乗せ、セルフィーユを散らす。

4、ラ・フランスを乗せてドレッシングをかけ、砕いたくるみとフェンネルシードを振りかける。

 

<ポイント>

・サワークリームは水切りヨーグルトを使ってもOKです。その場合、牛乳は入れずに水切りヨーグルト(水切り後)の量を80gにしてください。

・フェンネルシードは噛んだ時に広がる甘く爽やかな香りがラ・フランスとよく合うので、あれば少量振りかけてみてください。

 

【ラ・フランスのタル ラベンダーの香り】

 

ラ・フランスのタル ラベンダーの香

<材 直径約20cmのタルト1台分

・ラ・フラン 1

・レモン

・サワークリー 50g

・粉砂 5g

*タルト生地

・薄力 130g

・無塩バタ 75g

・きび砂 30g

・溶き 1/2個

・ラベンダー(ハーブティー用ドライハーブ)小さじ1

*仕上げ用

・粉砂

・ラベンダー(ドライ・あれば)少量

 

<作り方>

1)タルト生地を作る。無塩バターは適当な大きさに切ってボウルに入れ、室温において柔らかくしておく。薄力粉はふるっておく。

2)1のバターにきび砂糖を加えて泡立て器で擦り混ぜ、よく混ざったら溶き卵を2~3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。

3)薄力粉、ラベンダーを加え、ゴムベラで切るように混ぜ合わせ、粉っぽさがなくなったらラップに包んで1時間休ませる。

4)生地を取り出すタイミングに合わせて、ラ・フランスは皮をむき、芯を取り除いて中心から放射状に1cm幅にスライスして、レモン汁をふりかけ、色止めしておく。サワークリームと粉砂糖を混ぜ合わせておく。オーブンは180℃に予熱をしておく。

5)生地を取り出し、クッキングシートの上にのせ、ラップをかぶせて麺棒で丸く伸ばし、4m m程度の厚さにする。

6)ラップを外してフォークで全体に穴をあけ、4のサワークリームを塗り、ラ・フランスを並べて外側の生地を折りたたむ。

7)クッキングシートごと天板に乗せ、180℃のオーブンで30分焼く

8)焼き上がったら天板を取り出してそのまま冷まし、粉砂糖を振りかけてラベンダーを添える。

 

<ポイント>

・生地がベタつく時は、冷蔵庫で冷やしながら様子を見て作業をしてください。

・焼き上がりは柔らかいので、動かさずに天板に乗せたまま冷まします。サワークリームが水っぽく感じるかもしれませんが、冷めてくると落ち着きます。

 

ラベンダーとラ・フランスの香りは以前からとても相性が良いと思っていて、今回はタルトの生地にドライのラベンダーを混ぜてみました。

型なしのタルトですので、気軽にお作りいただけるかと思います。

 

ラベンダーの香りが苦手でない方はぜひお試しくださいね。仕事の合間のティータイムや、朝食がわりにもピッタリです。

 

プロフィール

若井めぐみ

ヴェール・エクラタン主宰

ホテル、レストラン勤務を経て2008年に渡仏。ハーブやスパイスを多用したパリで人気の「パティスリー パン・ド・シュクル」で修業。帰国後、洋菓子店などに勤務。2011年にハーブをテーマとした料理教室「ヴェール・エクラタン」を立ち上げる。著書に「ハーブと薬味のごちそうレシピ」(三空出版)。

ホームページ https://vert-eclatant.com/

Instagram https://www.instagram.com/megumi_wakai