まずは気品のある芳醇な香りに癒されます~。
皮からも身離れがしやすく、食べやすい!
ずっしりと重かったのは.....
やはり果汁がたっぷり詰まっているからなのかと再確認しました。(本文より)
春ならではの風が吹き抜け、体が乾きがちな今日この頃。ジューシーな柑橘系のくだものが食べたくなる季節です。今回ご紹介するのは、みかんで有名な和歌山県産「せとか」です。レポートはおもてなし料理・薬膳研究家の道下先生にお願いしました。「せとか」の美味しさの秘密や効能などが分かりやすくまとめられていますので、ぜひお読みください!
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こんにちは!おもてなし料理、薬膳料理研究家の道下欣子です。
日本には様々な柑橘類が栽培されていますよね。
温州みかんの季節を終え、2月に入ると春の柑橘類が続々とスーパーにお目見えし、果物売り場が一段と華やかになります。
中医学的に、春は気の巡りが滞りやすくなると考えられており、爽やかな香りと酸味が特徴の柑橘類は巡りの停滞を助けてくれると言われています。
今回は、リンベル様の「日本の極み」より、愛媛県宇和島市産の高級フルーツ「せとか」を試食させていただきました。「せとか」とは、日本初のタンゴール品種「清見」とカリフォルニア生まれの「アンコール」を掛け合わせたものに、タンゴール品種「マーコット」を交配した平成生まれのまだ新しい品種です。
愛媛県といえば柑橘類の代表的な産地。中でも宇和島市吉田町は県内で一番最初に栽培が始まった「みかん発祥の地」なのです。高品質な柑橘の産地としても知られており、その秘密は以下の通り。
・年間を通して温暖な気候。
・海に面した斜面で栽培されているため水はけが良く、太陽の光と海からの照り返しの光をたっぷりと浴びることができる。
・海からのミネラルたっぷりの潮風が土壌に栄養を与えている。
今回ご紹介する「せとか」は吉田町で大切に栽培されたもの。
素晴らしい条件下で育ったフルーツなのですから期待が膨らみます♪
長くなりましたが、まずは箱の外観からご紹介!
ビタミンカラーの外装箱は見るだけでも心が弾みます!
そして、せとかの可愛いイラストが印象的です。
では箱を開けてみますね!
丁寧に箱詰めされているので傷などの心配はありませんね。せとかの説明が書かれたカードも添えられています。
せとかをカバーしているクッションも箱と同じイエローで統一感があり、センス良いなぁ~。
見た目からも贈答にはもってこいの品。いただいた方は、まずこの時点から喜んでくれそう!
白いクッションを外すと・・・艶艶で鮮やかなオレンジ色のせとかが登場!
とても美しい!!「日本の極み」のゴールドのシールが更に高級感を醸し出しています。
手に取ってみると、ずっしりとした重さ!
まあまあ大き目とは思いましたが、それにしても重く感じるので計量してみることに。
平均250gくらいありました。中身がぎっしり詰まっている予感!
早速試食を進めていきます♪
先ずはスマイルカットをしてみました。
スマイルカットとは横半分にカットし、更にその半分を3~4等分にくし切りにすると出来上がります。
同じくらいの大きさの一般的な柑橘類に比べ、皮がとても薄い!!
そして果肉がぎっしり詰まっています。とてもキラキラしていることから、視覚からも瑞々しい印象を受けます。
せっかくなので、縦にくし切りもしてみました。
切り方ひとつで見た目の印象も変わりますね!
食べやすいように、ナイフで皮から身を少し切り離しました。
カットの違いを見比べてみましょう。
どちらもジューシーさは伝わりますね!
どんなシーンで食べるかで、カットの仕方を変えてみるのも楽しいと思いますよ!
ではでは試食してみます♪
まずは気品のある芳醇な香りに癒されます~。
皮からも身離れがしやすく、食べやすい!
そして、口の中いっぱいにジューシーさが溢れます。
ずっしりと重かったのは、やはり果汁がたっぷり詰まっているからなのかと再確認しました。
そして、とにかく美味しい!!なんて品のある甘やかさ。
酸味はとても穏やかです。糖度は13度くらいなのですが、甘ったるさを感じないのは酸とのバランスが良いからでしょうか。
房の皮がとても薄いので、皮ごと食べても全く気になりません。種も無いので、お子様やご高齢の方にも安心して召し上がっていただける柑橘ですね。
温州みかんのように皮を剥くよりも、カットして食べたほうが楽かな♪
「せとか」は、上品な美味しさと食べやすさがある柑橘なのだということが分かりました!
これだけクオリティの高いフルーツなので、そのまま食べるのが一番だと思うのですが、せっかくなので、お料理にも使ってみました。
上品なせとかに合わせる食材として、同じく上品な甘みと旨味をもつ帆立貝はピッタリ!
贅沢にせとかの果汁を加えたドレッシングでカルパッチョにしてみました。
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【せとかと帆立貝のカルパッチョ】
<材料 2人分>
せとか 3/4個
帆立貝(刺身用) 4個
玉ねぎ 10g
ケイパー 5g
せとかの果汁 1/4個分
白ワインビネガー 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1
ミニトマト 4個
グリーンオリーブ 4個
お好みのリーフ野菜 適量
せとかレシピ材料.jpg
<作り方>
- 帆立貝を横に三枚にスライスし、両面に軽く塩を振る。
- 玉ねぎとケイパーをみじん切りにし、せとかの果汁・白ワインビネガー・オリーブオイル・塩少々を加えよく混ぜる。
- 皿にリーフ野菜を広げ、帆立貝・せとか・ミニトマト・オリーブを飾り、2を全体にかける。
グリーンオリーブのフレッシュな旨味も、せとかに合いますよ。
スパークリングワインや、すっきりとしたフレッシュな白ワインとの相性も良いと思います。
ぜひお試しください!!
もう一品ご紹介します。
こちらは、リコッタチーズにせとかを添えて蜂蜜をかけただけ。
デザート感覚で召し上がっていただけます。
【せとかとリコッタチーズ】
リコッタチーズの優しい甘みが、せとかの上品な甘さとよく合います。
ハチミツは、癖がなくすっきりした味わいのアカシアの蜂蜜がオススメ。せとかとリコッタチーズの美味しさを底上げしてくれる引き立て役!ミントを添えれば清涼感も加わります。
こちらもぜひお試しくださいね!
いかがでしたか?
せとかの魅力が伝わっていたら嬉しいです。
今回こんなに品質の良いフルーツを試食させていただき、とてもテンションが上がりました。
特別感のあるフルーツは心を豊かにしてくれますね。
ご贈答用にも、ちょっと贅沢にご自宅用にもオススメの「宇和島市産せとか」ぜひリンベルさんでチェックしてみてくださいね!
料理家 道下欣子(みちしたよしこ)
おもてなし料理×日々の薬膳ごはん
サローネフェリーチェ主宰
イタリア短期留学後、ル・コルドンブルーにてフランス料理・フランス菓子を学ぶ。自身の不調をきっかけに鎌倉薬膳アカデミー®で薬膳を学ぶ。
簡単で美味しく視覚からも楽しめるおもてなし料理と、季節ごとに変化する体調に合わせた普段使いの薬膳ご飯の2つのクラスを展開。双方のクラス共に、空間を楽しんでいただくためにテーブルコーディネートにも力を入れている。
ホームページ https://salone-felice.net/
Instagram https://www.instagram.com/salonefelice/