一口食べた瞬間「うまっ・・・」と声が漏れてしまいました(笑)
肉厚で、脂もしっかり乗っていて、これはお店で食べるのと比にならないほどのクオリティです。
自宅でこのクオリティは、なかなか味わえないと思います。
贈答用に、自分へのご褒美に、是非一度お試しください。
(本文より)
木枯らしが吹き始め、温かい食べ物が恋しくなる季節となりました。寒さが厳しいこの時期には、体を芯から温め、元気をくれる食材を選びたいですね。
そこで今回は「江戸前うなぎ蒲焼」を、健康管理士で料理人の市川みさきさんに試していただきました。うな丼やお茶漬け、さらにはサラダなどのアレンジメニューまで、さまざまな楽しみ方をご紹介します。ぜひご覧ください。
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こんにちは!健康管理士で料理人の市川みさきです。
今回は、リンベル様の「日本の極みシリーズ」より「江戸前うなぎ 蒲焼」を試食させていただきました。
日本にも養殖うなぎの名産地があるのをご存知ですか?
宮崎県、鹿児島県、愛知県、静岡県の4県。この「江戸前うなぎ」は、素材をこの4県限定にしているというこだわりがあります。
養殖うなぎが美味しく飼育されるには、温暖な気候と水質がポイントで、ミネラルなどの栄養分が豊富な川で育つため、脂が乗っているのが特徴です。
こちらの江戸前うなぎは、南アルプスを源流とする大井川の清涼な伏流水で2日間餌止めをし、臭みをとっているそう。飼育からこだわり抜いているところが垣間見えます。
そんな厳選された活うなぎを熟練の職人が丁寧に捌き、焼き上げている極上の逸品とのことで、試食前からとても楽しみにしていました。
それでは、早速ご紹介します。
外箱には、日本らしい「和」の雰囲気漂う唐草模様が描かれています。
箱を開けると、串に刺さった蒲焼が3袋も入っていました。これは贅沢です・・・。
裏を見てみると、なんと山椒と蒲焼のタレもセットになっていました。
蒲焼と言えばタレも重要ですよね。これはありがたいです。
江戸前うなぎの特徴の一つに、焼き方があります。
背開きで下処理をしたら、串打ち後、まずは白焼きに。
それを蒸してからタレ付けをして焼いているため、身がふっくらしているのが特徴です。
こちらの蒲焼は、遠赤外線でじっくり加熱することで、よりふっくら、そして柔らかく仕上がるのだそうです。
食べ方は電子レンジや熱湯で温めるだけとのこと。
まずは規定通り、熱湯で5分ほど温め、串を外していきます。
身が柔らかいので力加減には注意してください。
まずは、シンプルにご飯に乗せていただいてみます。
袋を開けた瞬間、香ばしい香りが漂ってきて一気に食欲がそそられました。
付属のタレは、サラサラとしたテクスチャーで甘味のあるタレです。
炊きたてのご飯にタレを染み込ませ、うなぎを乗せたら、さらにタレ、そして山椒をかけていただきます!
一口食べた瞬間「うまっ・・・」と声が漏れてしまいました(笑)
肉厚で、脂もしっかり乗っていて、これはお店で食べるのと比にならないほどのクオリティです。
山椒といえば、鼻から抜ける香りとピリリとした特徴のあるスパイス。
中には、苦手な方も多いのでは?
しかしこちらの山椒、とってもまろやかなんです。
やや粗めに砕いてあるのが印象的で、刺激は少なく華やかな香りがしました。
続いては、出汁茶漬けにしてみました。
付属のタレと、濃いめに煮出した出汁をそのまま豪快にかけて、いただきます。
こちらも、合わないわけがない!
今回は、カツオや昆布だしの合わせだしを使いましたが、あごだしなどでも合いそうです。
うなぎと出汁の旨味成分の相乗効果で、スープもゴクゴク飲めちゃうほどの美味しさ。
最後までサラサラといただいちゃいました。
うなぎは栄養価も高く、滋養強壮効果が期待できる食材です。
魚介類に多く含まれるDHA、EPAは不飽和脂肪酸の一種で、抗酸化作用があり体を老化から守ってくれます。
さらに免疫力を高め、美肌を作る為には欠かせないビタミンAもたっぷり含まれているので、風邪を引きやすく乾燥するこの季節にはぴったりな食材ですね。
さて、最後にアレンジメニューをもう一品ご紹介します。
今回は、贅沢にサラダにしてみました。
うなぎをフライパンで香ばしく焼き、新鮮な野菜と合わせていただきました。
野菜のシャキシャキ感と、うなぎの香ばしさとふっくら感、いろんな食感や味が楽しめてあっという間に完食してしまいました・・・。
付属の山椒を使って、簡単なドレッシングにしてみたので、そちらも合わせてご紹介します。
《 材料 》
江戸前うなぎ・・・1袋
お好きな葉野菜・・・今回はリーフレタスと水菜
トマト・・・1/2個
◯山椒ドレッシング
オリーブオイル・・・大さじ1
お酢・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1/2
付属の山椒・・・1袋
付属のタレ・・・小さじ1
塩・・・少々
《 作り方 》
1、ドレッシングの材料を小皿に合わせて、しっかり混ぜ合わせておく。
2、袋からうなぎを取り出し優しく串を抜いたら、食べやすい大きさにカットする。
3、フライパンにごく少量の油を引き、うなぎの表面がカリッとするまで焼いたら一旦取り出し、粗熱をとる。
4、葉野菜とトマトは食べやすい大きさにカットしておき、粗熱が取れたうなぎと合わせて、ドレッシングをかける。
市販のドレッシングを使わなくても、混ぜるだけでとっても簡単に手作りドレッシングが作れます。ほのかに香る山椒がアクセントになって、他にはない贅沢なサラダに仕上がりました。野菜も美味しく食べられるのが嬉しいですね。
いかがでしたか?
素材からこだわり抜いている、今回の江戸前うなぎ。
自宅でこのクオリティは、なかなか味わえないと思います。
贈答用に、自分へのご褒美に、是非一度お試しください。
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市川みさき
健康管理士指導員、ナチュラルフードコーディネーター
祖父が料亭を営んでおり、幼少期から食に携わる。
24歳で独立後、予防医療の専門家として食事栄養指導、レシピ開発、ライター業などを中心に行う。
特に女性の健康と美容に特化した料理を得意とし、現在は出張料理人として活動中。